重要なお知らせ
更新日:2025年8月22日
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認知症とは、色々な原因で脳に変化が起きることで、それまで出来ていたことが出来なくなり、生活に支障が生じている状態(およそ6か月以上継続)を指します。
病気ではなく、様々な病気が原因で生じる症状を認知症といいます。
認知症の原因となる病気は70種類以上になると言われています。
主な原因となる病気のグループは以下のとおりです。
・アルツハイマー型認知症・・・認知症の中で最も多い、初期からもの忘れがみられる
・レビー小体型認知症・・・・・記憶障害は軽いことが多い、パーキンソン症状・幻視を伴う
・前頭側頭型認知症・・・・・・同じ行動を繰り返す、我慢が苦手になるなど行動の変化が目立つ
・血管性認知症・・・・・・・・脳梗塞、脳出血などを繰り返して脳が損傷、動脈の硬化、
狭窄などで脳に栄養や酸素が行き渡らなくなり認知機能が低下
65歳未満で発症する認知症の総称です。
若い方だと20代ぐらいから、発症する可能性があります。
働いていたり、就学期の子どもがいる場合が多く、
症状の進行に応じて、経済的にも大きな負担が生じる可能性があります。
これをすれば「認知症にならない」という予防法はありません。
発症のリスクを減らし、認知症と診断されても、症状に合わせた取組が重要です。
・血管性認知症の予防・・・・・・・・高血圧症、脂質異常症、糖尿病への対策
・アルツハイマー型認知症の予防・・・運動習慣や食生活改善が有効
・脳の病気の因子を防ぐ・・・・・・・脳や身体を動かす、社会参加の促進
認知症の進行を遅らせ、今ある暮らしを継続していくためには、
早期発見・早期診断・早期対応が重要です。
御自身や、御家族の方など、普段と異なる様子を感じた場合、
速やかに専門の医療機関を受診し、検査を受けることが重要です。
認知症の原因となる病気によっては改善が可能なものや、
早期のケアにより進行を緩やかにすることができるものもあります。
診断を受けたら、自身の地域にある地域包括支援センターに相談してください。
今後の生活への定期的なアドバイスや地域にある交流の場への参画など、
各種サポートを受けることができます。
お問い合わせ
高齢対策課 地域支援担当
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館4階
電話番号:028-623-3148
ファックス番号:028-623-3058