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更新日:2025年7月31日

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毒キノコの食中毒に十分注意しましょう!

全国的に、毎年夏から秋にかけて、毒キノコによる食中毒が多く発生しています。

栃木県では、毒キノコによる食中毒が、令和4年度に1件(ツキヨタケ)、令和2年度に2件(キノコ不明・クサウラベニタケ)発生しており、令和2年度の事例では死者も出ています。

食用であることがはっきりとわからないものは、絶対に食べないようにしましょう。

毒キノコによる食中毒に注意しましょう!!

 

毒キノコかどうか迷ったら

採らない、食べない!

野生のキノコは、人にあげない、もらわない! 

 

 

毒キノコの中には、食べられるキノコとよく似た、専門家でも見分けのつきにくいものが多くあります

  • 栃木県内でも、毎年夏から秋にかけて、毒キノコによる食中毒が多く発生する傾向にあります。
  • 食べられるキノコを採ったつもりでも、ひとつでも毒キノコが混ざっていると食中毒になってしまいます。
  • 毒キノコには強毒のものがあり、中には死に至るものあります。
  • 毒キノコによる食中毒は、地味な色でいかにも美味しそうに見える毒キノコを、食べられるキノコとまちがえて食べてしまった例が多くなっています。
  • 知人から譲り受けたキノコを食べて、食中毒になるケースも少なくありません。

※森林には必ず所有者や管理者がいます。許可無く森林内に立ち入り勝手にキノコや山菜を採取することは違法行為です。

キノコの毒は調理しても、除去することはできません!!

よく言われるキノコの毒を消すという調理法のほとんどは迷信です

キノコの毒は加熱調理しても分解されません!

こんな話はすべてまちがいです

  • ナスと一緒に煮れば大丈夫
  • タテに裂けるキノコは大丈夫
  • 虫が食べているキノコは大丈夫
  • 地味な色のキノコは大丈夫

毒キノコを簡単に見分けられる方法はありません! 

毒キノコ食中毒を防ぐ4つのポイント

  1. 食べられることが、はっきり分かっているキノコだけを採る、食べる。
  2. 少しでも不安あるときは、専門家に見てもらうか、思い切って捨てる
  3. 知人等への安易な「おすそ分け」をしない!
  4. キノコ狩りや調理の時は、毒キノコ混ざっていないこと確認する。(大丈夫と思っても、食べる前には再確認を!)

食中毒の原因になるキノコ

食中毒の原因となるキノコの例として、下の写真のキノコ等が挙げられます(写真提供:栃木県立博物館等)。それぞれのキノコについて、詳細は関連情報の「自然毒のリスクプロファイル(厚生労働省)」をご確認ください。

  • 平成26年から令和5年にかけては、特にツキヨタケ、クサウラベニタケ、テングダケによる食中毒が多くなっています。
  • また、ドクツルタケ・シロタマゴテングタケは猛毒で死亡する例もあり、注意が必要です。
  • キノコ食中毒のほとんどは9月から11月に集中していて、ほとんどは家庭で発生していますが、販売店、飲食店などの食品営業施設で発生することもあります。
食中毒事件数が多いキノコの例  
ツキヨタケ クサウラベニタケ カキシメジ
ツキヨタケの写真 クサウラベニタケの写真 カキシメジの写真
死亡例があるキノコ 地味な色のキノコにも注意!
シロタマゴテングダケ ニガクリタケ
シロタマゴテングタケ写真 ニガクリタケ写真

関連情報

夏~秋は毒キノコによる食中毒に注意しましょう!(PDF:254KB)

野生きのこの採取に注意しましょう(県ホームページへリンク)

毒キノコによる食中毒に注意しましょう(厚生労働省)(外部サイトへリンク)

自然毒のリスクプロファイル(厚生労働省)(外部サイトへリンク)

 

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