重要なお知らせ
更新日:2012年7月31日
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将来に向けて、活力ある農業・農村を築くため、芳賀地域の強みを活かしながら、10年後の農業・農村の将来像を明確にして、農業者や消費者、関係機関・団体と連携・協力のもとその実現を目指します。
経営感覚に優れた経営体が自らの創意工夫により収益性の高い経営を実践し、芳賀地域の農業を牽引し元気にしています。
また、若者が農業を魅力ある職業として選択し、安心して経営開始できるよう、地域や関係機関・団体、行政が連携して、支援する体制が整備されています。
さらに、他産業からの新規参入者についても、地域に調和して新たな担い手として活躍しています。
就農相談会
GAP(ギャップ)を始めとする食の安全安心の取組が充実し、市場流通を軸に直売や業務・加工向けの契約栽培など、多種多様なニーズに対応できる産地として発展し、消費者や実需者から信頼を得ています。
また、食品産業・観光産業等と連携した農産物の高付加価値化や特色ある商品作りが進められ、芳賀地域の農産物が県内はもとより全国に流通しています。
飼料用稲・飼料用米を含めた稲や、麦・大豆の生産が進められるとともに、先進技術の導入や省力化により経営の効率化が進んでいます。
また、営農体型に応じた生産基盤の整備が進み、土地利用型農業の担い手や集落営農組織では、農地の面的集積により、作物ごとに団地化が図られるなど、効率的な土地利用が進められ、足腰の強い経営を展開しています。
「あさひの夢」現地検討会
地場産品を活用した特産品づくりや、自然景観や伝統文化等を活かした地域ぐるみの取り組みが進められています。
さらに、「ゆとり」や「癒し」などが体感できる空間となって、都市農村交流の輪が広がり、農村が活気に満ちています。
また「いちご」の生産販売においては、観光・商工業と連携しながら、直売所や体験農園など様々な誘客施設で、一年を通して身近にいちごが楽しめる賑わいのある日本一の「いちごの郷」となっています。
そば打ち実演・販売
県土や自然環境の保全など、農業・農村の持つ多面的機能が広く県民に理解され、地域住民が主体となり、都市住民との協働活動により美しい農村の景観や豊かな生態系が保たれています。
また、環境に配慮して整備された農地では、減農薬・減化学肥料栽培や、再生可能エネルギーを活用した営農が展開され、環境への負荷が低減されるなど、循環型社会の形成に貢献しています。
環境配慮池交流会
環境に配慮した水田魚道
項目 | 平成22年 | 平成32年 |
---|---|---|
販売農家数(戸) | 7,600 ※1 | 7,000 |
販売農家のうち販売金額1千万円以上(%、戸) | 9.5(727) | 11.4(800) |
販売農家のうち経営耕地面積5ha以上(%、戸) | 5.8(446) | 8.5(600) |
主業農家(戸) | 1,666 ※1 | 1,500 |
新規就農者数(人) | 39 ※2 | 45 |
集落営農組織(組織) | 21 ※2 | 40 |
認定農業者数(人) | 1,204 ※2 | 1243 |
エコファーマー認定品目数(品目) | 19 ※2 | 25 |
新規参入延べ人数(人) | 2 ※2 | 20 |
GAP導入品目数(品目) | 8 ※2 | 14 |
耕地面積(ヘクタール) | 18,270 ※3 | 18,000 |
農業経営基盤促進法に基づく担い手への農地集積率(%) | 37 ※2 | 50 |
水田整備率(%) | 79 ※2 | 82 |
農業水利施設の機能保全計画策定施設(地区) |
0 ※2 |
10 |
農地・水保全管理面積(ヘクタール) | 3,761 ※2 | 4,000 |
※1.2010センサス
販売農家:経営耕地面積が30アール以上又は1年間における農産物販売金額が50万円以上の農家
主業農家:農業所得が主(農家所得の2分の1以上が農業)で一年間に60日以上自営農業に従事している65歳未満の世帯員がいる農家
※2.芳賀農業振興事務所調査
新規就農者数:一年間に新たに農業を始めた者の数
新規参入延べ人数:非農家の者で、他産業から新たに農業に参入した者(企業含む)の累計
集落営農組織数:水田経営所得安定対策に加入している組織数
※3.耕地作物統計
お問い合わせ
芳賀農業振興事務所
〒321-4305 真岡市荒町116-1 芳賀庁舎
電話番号:0285-82-4438
ファックス番号:0285-83-6245