経営内放牧をすすめています！

　当事務所では、畜産経営の安定化を目指した自給粗飼料の増産と経営内放牧を推進しています。その理解促進のため、令和4年度に研修会を2回開催したところ、地域の和牛部会員や関係機関など50名が参加しました。

　①12月7日(水)　阿久津牧場（高根沢町太田）「経営内放牧の利用拡大に向けた現地研修会」

　② 2月7日(火)　酒主牧場　（那珂川町和見）「経営内放牧の設置方法に係る実務研修会」

　阿久津牧場では令和3年度に展示ほとして放牧場を設置し、計画よりも早く雌牛増頭ができたと説明がありました。酒主牧場では令和元年度から経営内放牧に取り組み、繁殖雌牛が運動するようになり健康維持につながっているとのことで、現在は飼料高騰対策として放牧場の増設を行っていると説明がありました。

　研修会では、牧柵業者より簡易的な電気牧柵等の使用方法の説明があり、参加者が実際に放牧場を設置している様子を見学することで経営内放牧への理解が深まりました。また、各農場で子牛の育成方法や牛づくりを見学し、広く情報交換することができました。

　今後も、関係機関と連携し経営内放牧を推進していきます。

　　　　　

単管パイプを利用しての放牧　　　　　電気牧柵を利用しての放牧　　　　　研修会の様子(12/7)　

 

 

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