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更新日:2015年11月5日

ハンターへの道 ~狩猟免許取得から始まる野生鳥獣の保護管理~

狩猟は、自然を感じながら、自らの知恵と技術を駆使し、愛犬や仲間との連携で獲物を狩り、自然の恵みである獲物をジビエとして享受するものです。

また一方では、イノシシやニホンジカなどの生息数の増加は、農林業の関係者にとって大きな脅威となっています。鳥獣による農林業被害を軽減するには、

  1. 守るべき土地(農地)を柵等で守ること 
  2.  加害鳥獣が近づきにくく、定住しにくい環境をつくること
  3. 加害する鳥獣を捕獲することを組み合わせ、地域ぐるみで実行すること

などが重要です。

 このなかでも野生鳥獣の捕獲には、ライセンス(免許)が必要です。あなたも鳥獣の保護管理の担い手である「森の番人」を目指してみませんか。

 

 はじめに

ひとは太古の昔から、野生の生き物を狩って生きる糧としてきました。ひとの生活は、狩りから農耕へと変化し、更なる進化を続けてきましたが、今でも人は、狩人(ハンター)のDNAを持ち続けています。

近世以降、国内において人は、野生鳥獣の生息区域を圧迫してきました。結果、野生鳥獣のうち、多くの種が絶滅したり、生息数の減少や生息域の縮小などが起こりました。

しかしながら、昨今においては、一部の種で逆転の現象、すなわち、生息数の増加や生息域の拡大により、農林漁業被害が増えてきています。原因として考えられることは、人が出入りしている、または人が管理している生活範囲が縮小してきたことが挙げられます。採取した薪や炭から、化石燃料であるガスや石油に変わり、薪炭を採取していた里山林がヤブ化し、条件の悪い耕地が放棄され里地里山の環境変化や荒廃が進行してきています。

一方、狩猟を生業としている猟師や、野生鳥獣を狩る狩猟を趣味としているハンターの数も、高齢化に伴い減少し続けています。

 狩猟の目的は、伝統的な捕獲技術や文化を継承すること、自然からの恵みをありがたく頂戴すること、さらには、田畑を荒らす鳥獣を捕獲すること、増えすぎた鳥獣の数を減らすことなどがあります。近年においては、一部の種の増加や生息域拡大による農林漁業被害の軽減が大きな問題となっており、野生鳥獣の保護管理のその担い手であるハンターの育成確保が課題となっています。いわゆる「森の番人」の役割がより一層重要になってきています。

図1ハンターへのロードマップ

図1 ハンターへのロードマップ

1 狩猟免許を取ろう

(1) 狩猟免許(「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(平成十四年七月十二日法律第八十八号)」(以下、「鳥獣法」と略します)第39条、規則第2条)

使用できる猟具の種類に応じて、4種類の狩猟免許があります。狩猟免許を取得するためには、狩猟に必要な技能及び知識に関して都道府県知事が行う試験に合格することが必要です。

表1 狩猟免許の種類

免許の種類

使用できる猟具の種類(法定猟具)

網猟免許

網(むそう網、はり網、つき網、なげ網)

わな猟免許

わな(くくりわな、はこわな、はこおとし、囲いわな)

第一種銃猟免許

銃器(装薬銃(ライフル銃・散弾銃)、空気銃)

第二種銃猟免許

空気銃

圧縮ガス銃は空気銃の一種とされています。

(2) 受験資格

栃木県内に住所を有する者で、次のいずれにも該当しない者

  1.  20歳に満たない者(ただし、網猟、わな猟にあっては18歳に満たない者) 
  2.  精神障害、総合失調症、そううつ病(そう病及びうつ病を含む)、てんかん(軽微なものを除く)などにかかっている者
  3. 麻薬、大麻、あへん又は覚せい剤の中毒者
  4.  自分の行為の是非を判断して行動する能力が欠如又は著しく低い者
  5. 「鳥獣法」又は「鳥獣法」の規定による禁止若しくは制限に違反し、罰金以上の刑に処され、その刑の執行を終り、又は執行を受けなくなった日から3年を経過していない者
  6. 狩猟免許を取り消された日から3年を経過していない者

(3)狩猟免許試験(「鳥獣法」第48条、規則第51~55条)

ア.試験科目

表2 狩猟免許試験の試験科目

知識試験

【試験科目】

  1. 「鳥獣法」に関する知識
  2. 猟具に関する知識
  3. 鳥獣に関する知識
  4. 鳥獣の保護管理に関する知識

【合格基準】正解率70%以上(30問中21問以上正解)

適性試験

【視力】矯正視力を含む

  1. 網猟・わな猟:両眼で0.5以上(一眼が見えない場合、他眼の視野が150度以上で、視力が0.5以上)
  2. 第一種銃猟、第二種銃猟:両眼で0.7以上かつ片眼が0.3以上(一眼が見えない場合又は0.3に満たない場合は、他眼の視野が150度以上で視力が0.7以上)

【聴力】補聴器による補正を含む

10mの距離で、90デシベルの警音器の音が聞こえる聴力

【運動能力】

狩猟を安全に行うことに支障を及ぼすおそれのある四肢又は体幹支障がないこと。

知識試験と適性試験の合格者のみ技能試験へ

技能試験

網猟・

わな猟

  1. 猟具の判別:法定猟具3種類、禁止猟具3種類について判別
  2. 猟具の架設:使用しようとする猟具1種類を架設する。 

網猟:「むそう網」

わな猟:「くくりわな」又は「はこわな」

      c.   鳥獣の判別

狩猟鳥獣、非狩猟鳥獣16種を判別する。

狩猟鳥獣にあっては、種の名称を回答する。

第一種銃猟

  1. 銃器の操作

模擬銃(上下2連式散弾銃)を使って、銃器の点検、分解及び結合、模擬弾の装填、射撃姿勢、脱包操作、団体行動の銃器の保持、銃器の受渡し、休憩時の銃器の取扱い、空気銃(ポンプ式模擬銃を使用)の操作(圧縮等操作、装填操作、射撃姿勢と操作)

   b.   鳥獣の判別:網猟・わな猟に同じ

   c.   距離の目測:300m、50m、30m及び10mの距離の目測を行う。

第二種銃猟

  1. 空気銃の操作:空気銃(ポンプ式模擬銃を使用)の操作(圧縮等操作、装填操作、射撃姿勢と操作)
  2. 鳥獣の判別:網猟・わな猟に同じ
  3. 距離の目測:300m、30m及び10mの距離の目測を行う。

【合格基準】各受験者の持ち点を100点とし、減点方式で70%以上の得点者が合格

 知識試験・適性試験・技能試験のすべてに合格した者に狩猟免許を交付します。

イ.免許申請(受験)時に必要な書類

(ア)狩猟免許申請書

狩猟免許申請書の用紙は、一般社団法人栃木県猟友会各支部、県北環境森林事務所にて配布しておりますが、以下のファイルを印刷してご使用いただいても結構です。ただし、その場合には必ず表と裏を1枚の用紙(A4判)に両面印刷して、ご使用いただきますようお願いいたします。

狩猟免許申請書(別記様式第14号)(PDF:67KB)

 ※両面印刷してご利用ください。

(イ)写真1枚

申請日前6月以内に撮影した無帽、正面、上三分身、無背景の縦3.0センチメートル、横2.4センチメートルのもので、裏面に氏名及び撮影年月日を記載したもの

(ウ)住民票の写し

複写、コピーしたものは不可

(エ)銃の所持許可を現に受けている者については、当該許可証の写し
(オ)医師の診断書(申請日前3月以内のもので、病院等の指定ありません)

銃の所持許可を現に受けていない者については、1-(2)-BからDのいずれにも該当しないことを証明するもの

診断書:参考様式(栃木県)(PDF:99KB)

(カ)狩猟免許申請手数料

A 申請に係る狩猟免許と異なる狩猟免許を現に受けている方  3,900円

B A以外の方                                                              5,200円

 栃木県収入証紙を購入し、申請書に添付して下さい。

栃木県の証紙です。収入印紙ではありませんので、お間違いのないようお願いします。

ウ 試験日程と受験申請期間

今年度の試験日程は、県自然環境課のページをご覧下さい。試験日程

受験の申請は、試験日の20日前から10日前までに、お住まいの市町を所管する環境森林事務所、矢板森林管理事務所へ必要書類を揃えて提出して下さい。

表3 栃木県環境森林部の出先機関等

お住まいの市町

事務所の名称

電話番号

住所

大田原市、那須塩原市、

那須烏山市、那須町、

那珂川町

県北環境森林事務所

【環境企画課】

0287-23-6363

大田原市中央1-9-9

県庁那須庁舎3階

鹿沼市、日光市

県西環境森林事務所

【環境企画課】

0288-21-1178

日光市瀬川51-9

宇都宮市、真岡市、

上三川町、益子町、茂木町、

市貝町、芳賀町

県東環境森林事務所

【環境企画課】

0285-81-9001

真岡市荒町116-1

足利市、栃木市、佐野市、

小山市、下野市、壬生町、

野木町

県南環境森林事務所

【環境企画課】

0283-23-1441

佐野市堀米町607

県庁安蘇庁舎2階

矢板市、さくら市、塩谷町、

高根沢町

矢板森林管理事務所

【管理課】

0287-43-0427

矢板市鹿島町20-22

県庁塩谷庁舎2階

(4) 事前講習

一般社団法人栃木県猟友会では、狩猟免許を受験する者を対象とした事前講習会を実施しています。この講習会は任意の講習会で、受講料が別途必要となります。

試験の2~3週間前に事前講習会が開催されます。猟友会会員等による実技指導や法令に関する講義、知識試験の模擬テストなどを行います。

事前講習会の日程(例)猟友会主催の講習会配付資料より抜粋
  1. 開講あいさつ                                                             9時15分
  2. 講師の紹介
  3. 講習要領の説明
  4. 講義                                                                        9時20分

法令等に関する知識(講師:県職員)                             9時20分~10時40分

鳥獣及び猟具に関する知識(講師:猟友会)                    10時45分~12時15分

        休憩(昼食)

模擬テスト(知識試験(筆記))                                  13時10分~14時10分

猟具の取扱い・技能講習                                             14時10分~16時50分

          4名を1グループとして講師2名を基本とする

   (網猟・わな猟)

使用してもよい猟具と禁止猟具の判別

猟具の架設(網猟:むそう網、わな猟:はこわな又はくくりわな)

鳥獣の判別

教本と図画を使用し、主要鳥獣の判別の指導を行う。

模擬テスト

(第一種銃猟)

模擬銃(上下2連式散弾銃及びポンプ式空気銃)を使用

(散弾銃)

銃器の点検、分解及び結合

模擬弾の装填、射撃姿勢、脱包操作

団体行動の場合の銃器の保持、銃器の受渡し

休憩時の銃器の取扱い

(空気銃)

空気銃の操作(圧縮等操作、装填操作、射撃姿勢操作)

鳥獣の判別

教本と図画を使用し、主要鳥獣の判別の指導を行う。

模擬テスト

距離の目測(300m,50m,30m及び10m)

(第二種銃猟)

ポンプ式模擬銃を使用

圧縮等操作、装填操作、射撃姿勢操作

鳥獣の判別

教本と図画を使用し、主要鳥獣の判別の指導を行う。

模擬テスト

距離の目測(300m,50m,30m及び10m)

本年度の事前講習の日程受講料等は、県自然環境課のホームページをご覧下さい。

猟友会主催の事前講習会(PDF:178KB)

事前講習会申請様式(PDF:67KB)

事前講習会のお申込み・お問い合わせ先

一般社団法人栃木県猟友会

〒320-0051宇都宮市上戸祭60-1栃木防災(株)2階

TEL 028-611-1526 FAX 028-611-1675

事前講習会の申し込みは、開催日の7日前まで

 

この事前講習のテキストとして、一般社団法人大日本猟友会発行「狩猟読本」、野生生物保護行政研究会発行「図説 狩猟免許試験例題集」を使用します。これらのテキスト代は、県が費用を負担し、受講者に無料配布しています。

また、県による狩猟免許取得のための助成のほかに、市町が免許取得に対する補助や助成を行っていることがあります。免許取得の前に、市町の農林担当課、野生鳥獣担当課にご相談ください。

 (5) 狩猟免許試験までのタイムスケジュール

ア.狩猟免許申請

試験日の20日前から10日前までに、お住まいの市町を所管する環境森林事務所又は矢板森林管理事務所へ申請して下さい。

【必要書類:申請書、写真、住民票、診断書(銃の所持許可証)、申請手数料(県収入証紙)1-(3)-イをご覧下さい】

イ.事前講習会

試験日の20日前から10日前に、試験会場と同じ又は隣接地で開催されます。事前講習会の7日前までに県猟友会へお申し込み下さい。

ウ.狩猟免許試験

受験する免許の種類や重複受験の有無によりますが、試験の終了は、午後になります。昼食の準備をお願いします。

 2 狩猟の道具【猟具(網やわな、銃)】を揃える

狩猟を始めるには、準備しなければならないものがあります。狩猟の道具、猟具です。「1.狩猟免許を取ろう」にあるように、使用可能な猟具(法定猟具)は、表1のとおりです。

捕獲対象により猟具が異なり、また網とわな、猟銃により手続きが違います。また、後述のように猟銃の所持には、「銃砲刀剣類所持等取締法」(銃刀法)に基づく「銃の所持許可」を得ることが必要です。

(1)網・わな

法定猟具を購入するか、又は自分で製作して使用することになります。猟具の購入先等は、先輩ハンターや県猟友会にお問い合わせ下さい。

(2)猟銃

猟銃を所持するためには、「銃刀法」に基づき、あらかじめ講習会の受講(考査試験)か技能講習を受けなければなりません。これらの手続きは、一般的に平日行われます。詳細は、住所を所管する警察署の生活安全課(公安委員会の窓口)にお問い合わせください。

銃所持の流れ

ア.猟銃等講習会(知識試験)の受講

栃木県公安委員会(所轄の警察署生活安全課)に受講を申し込む。講習会は概ね1~2月に1回開催されるので、都合のよい日時に受講する。講義では、銃の所持に必要な知識、猟銃の構造・機能・操作等に関する説明がテキストに従ってあり、最後に1時間程度の修了確認の試験が行われます。試験は50問の正誤式で合格基準は、1題1点の配点で45点以上を合格とする。合格点に達しない場合は、講義受講からやり直しとなります。

合格者には、「講習修了証明書」が交付されるので、所轄警察署に「教習資格認定申請」し、「教習資格認定書」の交付を受けます。この間に、提出された書類をもとに、射撃教習を受ける資格についての調査及び審査が行われます。

また、射撃教習や技能検定のための実包は、自分で購入しなければならないため、事前に銃砲用火薬類等譲受許可申請を行い、銃砲用火薬類等譲受許可証の交付を受ける必要があります。

イ.技能検定等(射撃実技の試験)

射撃教習と技能検定の2種類があり、射撃教習は、公安委員会から指定された教習射撃場において、教習射撃指導員により銃器の取扱いについての講習を受けた後、射撃試験を実施する。合格者には「教習修了証明書」が交付されます。

技能検定は、公安委員会が実施するもので、銃器の取扱いについての講習などがなく、銃器を使った射撃試験を行うものです。合格者には「技能検定合格証明書」が交付されます。

この二つの違いは、自動車の運転免許の教習所に通って免許を取るのと、直接公安委員会で直接試験を受けるのに似ています。

なお、空気銃には、射撃講習又は技能試験を受けずに所持許可の申請ができます。

ウ.銃の所持許可申請

アの「講習修了証明書」とイの「教習修了証明書」又は「技能検定合格証明書」がそろったら、銃の所持許可を申請します。申請にあたっては、購入したい銃器を内定しておき、譲渡承諾書を銃砲店などからもらっておく必要があります。

この他に、写真、医師の診断書、戸籍抄本、住民票の写し、経歴書、同居親族書、身分証明書、誓約書などを準備する必要があります。

エ.銃器の購入・確認

審査の後、許可証が交付される。所要期間は、状況により異なるようで、調査・審査の中で、警察職員による家庭訪問や職場への問合せ等も、必要に応じて行われているようです。

所持許可証の交付を受けた後、これを銃器の譲渡者(銃砲店等)に提示し銃器を受け取ります。銃器を所持してから14日以内に許可を受けた警察署に許可証と銃器を持って行き、確認を受けたら銃器が使用可能となります。

また、銃の購入(譲渡)の前に、所定の基準に適合したガンロッカーなどを準備する必要があります。

なお、詳細については、所轄の警察署に御相談ください。

 3 狩猟者登録

(1)狩猟者登録の申請(鳥獣法第55条)

狩猟免許を取得しただけでは、狩猟をすることはできません。狩猟をしたい都道府県に狩猟者登録を申請し、狩猟者登録と狩猟者記章が交付されてはじめて狩猟ができるようになります。

「鳥獣法」による狩猟期間は、登録期間と同じとされていますが、狩猟鳥獣の保護を図るため、短縮されていることがあります。栃木県の狩猟期間は、11月15日から翌年の2月15日となっています。

ただし、第二種特定鳥獣管理計画達成のため、環境大臣又は都道府県知事により、狩猟鳥獣の種類や場所を定めて、延長又は短縮されることがあるので、鳥獣保護区等位置図(ハンターマップ)等により確認する必要があります。

ア.登録の種類

狩猟者登録は、免許の種類により登録できる猟法が異なります。「表1狩猟免許の種類」を参照ください。

イ.地域

狩猟者登録は、都道府県を単位として行います。栃木県以外の都道府県で狩猟を行うには、別途登録が必要となります。

ウ.期間

狩猟者登録の有効期間は、10月15日から翌年の4月15日(北海道は9月15日から翌年の4月15日)となっています。狩猟可能な期間は、環境大臣又は都道府県知事により定められた狩猟期間となり、栃木県では次の表のとおりです。

表4 狩猟期間の延長区域

狩猟期間延長対象区域

延長する狩猟期間

延長期間に捕獲できる鳥獣

宇都宮市、足利市、栃木市、佐野市、鹿沼市、日光市、真岡市、大田原市、矢板市、那須塩原市、さくら市、那須烏山市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町、塩谷町、高根沢町、那須町、那珂川町(20市町)

11月1日~11月14日                       (使用できる猟具は、わな及び止めさしを目的とした銃のみ)

2月16日~3月15日

ニホンジカ                      イノシシ

( H30(2018)年度 鳥獣保護区等位置図(ハンターマップ))

エ.登録の資格要件

次の者は、狩猟者登録ができません。

  • Ÿ狩猟免許を所持していない者
  • 狩猟免許の効力の停止を受けている者
  • 狩猟に伴う損害賠償のための狩猟事故共済又はハンター保険(第一種、第二種銃猟)、施設賠償責任保険(網・わな)などに加入していない者など、3千万円以上の賠償能力がない者など

オ.登録の申請

狩猟者登録を受けるには、狩猟しようとする場所の都道府県知事に所定の様式に従った申請書を提出してください。

申請書には、次の書類等を添付し、あわせて狩猟者登録手数料及び狩猟税を納付す必要があります。

【添付書類】

A.写真2枚(縦3.0cm、横2.4cm、6月以内に撮影した無帽、正面、無背景のもの)。裏面に氏名及び撮影年月日を記載する。1枚は申請書に貼り付け、網1枚は添付する。

B. 当該年度の狩猟事故共済保険契約証、又は3千万円以上のハンター保険等の契約証又は資産に関する証明書。

C. 当該年度の県民税所得割額を納付することを要しない者は、市町長の証明書。ただし、控除対象配偶者又は扶養親族に該当する者で、農林水産業に従事している者にあっては市町の証明書と農林水産業に従事していることを明かした書面

D.狩猟者登録手数料1,800円(県の収入証紙)

E.狩猟税は、栃木県狩猟税証紙を購入し納めて下さい。(平成27年度から、県民税の所得割額による減免に加えて、過去1年間に有害鳥獣捕獲許可を有している者又は有害鳥獣捕獲の従事者、鳥獣被害防止特措法に基づき、市町長から任命された対象鳥獣捕獲員の減免が拡充さました。)

表5 狩猟税の減免と税額

区分

減免

措置

網猟

わな猟

第一種銃猟

第二種

銃猟

ア 下記以外の者

8,200円

16,500円

5,500円

イ Cの証明書等を添付した者

5,500円

11,000円

ウ 対象鳥獣捕獲員

非課税

-

-

-

エ 認定鳥獣捕獲等事業者の従事者

    (施行規則第65条第1項第9号)

非課税

-

-

-

オ 有害鳥獣許可捕獲者

    (施行規則第65条第1項第7号)

2分の1※

4,100円

(2,700円)

8,200円

(5,500円)

2,700円

(2,700円)

減税なし

カ 有害鳥獣許可の従事者

    (施行規則第65条第1項第8号)

 ※イの該当者については、さらに2分の1減税される。

 参考 ハンターとして狩猟をはじめるまでに必要な費用

狩猟免許の取得から狩猟を始めるまでに必要な費用の目安としてください。

表6 狩猟を始めるまでの費用(単位:円)
項目 わな猟 第一種銃猟 備考
狩猟免許取得 事前講習 4,000 5,000 事前講習のテキスト代は県負担。
取得に対し、市町の助成等があることがあります。市町にお問合せ下さい。
医師の診断書 5,000 5,000
免許申請手数料 5,200 5,200
写真 1,000 1,000
住民票の写し 300 300
小計 15,500 16,500  
猟銃所持許可 猟銃等講習会   6,800 技能検定ではなく、射撃講習で試算しています。
教習資格認定申請   8,900
火薬譲渡許可申請   2,400
射撃講習   40,000
実包購入   7,500
銃砲所持許可申請   10,500
写真   2,000
小計   78,100  
猟具 くくりわな 40,000   @8,000×5箇(購入)
工具など 20,000    
猟銃(散弾銃・付属品)   200,000  
保管庫   80,000  
ベスト・帽子・靴等   30,000  
工具など   20,000  
小計 60,000 330,000  
狩猟者登録 申請手数料 1,800 1,800  
狩猟税 8,200 16,500 減免なし
写真 1,000 1,000  
保険料 11,500 21,500 猟友会会費を含む
小計 22,500 40,800  
合計 98,000 465,400  

この他に、獲物解体用のナイフや残滓処理のためのスコップ、雨具や猟具運搬用のリュック等々、必要となります。

有害鳥獣捕獲をはじめるには

栃木県では、単独市町の区域内にいける有害鳥獣捕獲許可は、その市町長に許可の権限を委譲しています。許可の基準や条件等は、各市町の有害鳥獣捕獲許可取扱要領により許可することになっています。

ほぼすべての市町の許可要領は、栃木県有害鳥獣捕獲許可取扱要領を準拠して定めていることから、県の許可要領について解説します。

狩猟は、「鳥獣法」で狩猟期間内に「狩猟鳥獣」を対象に、狩猟免許を持つ者が都道府県に狩猟者登録して鳥獣の捕獲を行うものです。

一方、有害鳥獣捕獲は、農業被害や人間の生活に影響を及ぼす場合に、個人や団体が市町長の許可を得て、被害の原因となっている鳥獣を捕獲するものです。農林業者が自己の管理地内で農林業被害の防止を目的に捕獲等を行う場合を除いて、次の要件を満たす者としています。

  1. 捕獲に必要な狩猟免許を有し、原則として過去1年間以内に狩猟者登録を受けていること。
  2. 銃器を使用する場合は、被害等発生の市町若しくはその周辺に居住していること。

有害鳥獣捕獲であっても、原則として法定猟具を用いて行うことが原則であり、また、許可された条件に従って捕獲を行わなければなりません。

お問合せ先一覧

項目

問合先

住所等

電話番号

狩猟免許(更新)・狩猟者登録に関する事項

栃木県の各環境森林事務所(矢板森林管理事務所)

1.-(3)-ウ

表3参照

 

猟具

共済保険

各種競技会・講習会等

(一社)栃木県猟友会

〒320-0051

宇都宮市上戸祭60-1

栃木防災(株)2階

TEL028-611-1526

FAX028-622-1675

猟銃の所持許可

銃刀法に基づく事項

栃木県公安委員会

各警察署

各警察署の生活安全課

 

市町の助成や有害鳥獣捕獲の許可、許可捕獲に係る証明など

お住まいの市町

農林担当課または

鳥獣担当課

 

 

参考文献  

「狩猟読本」(H27年4月10日)一般社団法人大日本猟友会

「改訂第4版鳥獣保護法の解説」(2008年6月10日)鳥獣保護管理研究会

「知ってたつもりの鳥獣対策 イノシシ編」(2010年9月1日) 宇都宮大学農学部付属里山科学センター

「獣害に強い集落づくりの手引き」(H27.3)栃木県環境森林部自然環境課

「図説 狩猟免許試験例題集」(H27年4月21日)野生生物保護行政研究会

「平成27年度鳥獣保護区等位置図」(H27.9)栃木県

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お問い合わせ

県北環境森林事務所

〒324-8551 大田原市中央1-9-9 那須庁舎

電話番号:0287-23-6363

ファックス番号:0287-23-6366

Email:kenhoku-ksj@pref.tochigi.lg.jp

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