私たちは、これまで、自然から多くの資源を採取し、それを利用し、不用となった様々なものを自然の中へ排出することにより、社会経済活動を行ってきました。
しかし、今日の大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会がもたらす環境への負荷の増大は、自然の持つ再生能力や浄化能力を超え、都市・生活型の公害や地球環境問題の発生を招いています。
県は、生産、流通、消費、廃棄等、社会経済活動の様々な段階を通じて、汚染物質や廃棄物の発生を抑制し、資源の循環的な利用を進めるとともに、廃棄物の適正利用を図ることなどにより、自然の物質循環に与える影響をできるだけ抑えた「環境への負荷の少ない循環型の社会づくり」を目指します。
1 大気環境の保全