知事コラム「吹き竹」第103回

県民だより  vol.305(2016年6月号）掲載

～復活！県庁みつばちプロジェクト～

   県木「トチノキ」からハチミツを採るプロジェクトが、本年復活した。平成20年から3年間にわたり、栃木県養蜂組合と県が共同で取り組んだ事業も、東日本大震災の影響などにより途絶えていた。その間、東京都の「銀座ミツバチプロジェクト」にお株を奪われてしまった。

   今回のプロジェクトは、4月末から5月末までの約1カ月間、栃木県本町合同ビル屋上に2つの巣箱を置いた。約6万匹の蜜蜂が県庁周辺の半径500m内外にある約160本のトチノキの花から38kgのハチミツを集めた。

   集めたハチミツは、15日の県民の日記念イベントや、20日から県庁内のレストラン等でオリジナルメニューとして提供される予定だ。

   国内流通のハチミツのうち、国産品は約7％。この貴重なハチミツを地産地消の一助として、また、県庁周辺の初夏の風物詩として是非味わって欲しい。

 

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 知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 

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