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更新日:2020年3月15日

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知事コラム「吹き竹」第140回

県民だより  vol.350(2020年2月号)掲載

  ~大嘗祭(だいじょうさい) に参列して(2)~

  大饗(だいきょう) の儀(11月16日)が行われた宮殿(豊明殿(ほうめいでん) )では、紀(ゆき) 及び主基(すき) 地方の献物が15品目ずつ左右に飾られた。悠紀地方(栃木県)からは、大根、里芋、白菜、ほうれん草、葱、にら、玉葱、茄子、とまと、苺(栃木i37号)、梨(にっこり)、アスパラガス、焼鮎、椎茸、干瓢が供納された。(精米「とちぎの星」や粟、二条大麦(もち絹香)、南瓜、苺(とちおとめ)、りんご、柚子は、14日の悠紀殿に飾られた。)

  当日披露された風俗歌屏風絵(ふぞくうたびょうぶえ) には、「春」は龍門の滝と桜、「夏」は那須連山に那珂川、「秋」は三毳(みかも)山周辺の田園風景、「冬」は日光戦場ヶ原、小田代原、男体山が描かれていた。

  さらに、栃木県の地名を詠み込んだ歌詞に、宮内庁楽部が栃木の民謡や郷土舞を基に作曲及び振付をした悠紀地方風俗舞(雅楽と舞)も演じられた。(那須平成の森、鹿沼市のごう はん 式、華厳滝、湯西川温泉のかまくら祭りを歌と舞に)

  なお、大嘗祭の都度新作する稲舂歌(いねつきうた) には高根沢町が(歌に合わせて稲を舂(つ) く)、風俗歌には天平の丘(下野市)が詠み込まれ、栃木の謡(りよう) を参考に曲が付けられた。

  悠紀地方に選ばれたことを誇りに思う。


 

 

 

 知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 


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