知事コラム「吹き竹」第82回

第82回県民だよりvol.281（2014年7月号）掲載

～名誉県民誕生～

   栃木県誕生141年目の6月15日、県民の日記念式典において、船村徹氏、渡辺貞夫氏の両氏に、栃木県名誉県民の称号を授与した。故島岡達三氏以来、12年ぶりの顕彰である。

   船村さんは演歌界の第一人者であり、数多くのヒット曲を生み出し、多くの国民の心の支えとなっている。しかもそれらの曲の心髄には、「ふるさと栃木」が常にある。

   渡辺さんは、ジャズサックス奏者として、我が国のブームの先駆けとなり、国際的に輝かしい活躍をしている。宇都宮市を中心とする子ども達のリズムスクールの指導は20年に及ぶ。

   新たなお二人の名誉県民の誕生を、県民一人一人の郷土愛やふるさと栃木への誇りの醸成につなげ、是非、本県の成長と発展に向けた原動力としたい。

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知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 

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