知事コラム「吹き竹」第86回

県民だよりvol.286(2014年11月号）掲載

～トップセールス in シンガポール～

   アジアのショーウインドーと呼ばれるシンガポールで、10月15日から4日間、県産農産物等の輸出拡大と観光誘客を目的とし、トップセールスを行った。

   （一社）とちぎ農産物マーケティング協会をはじめとする農業団体や日本酒、地ビール、食品関係等の県内企業12社も一体となって取り組んだ。3日目の晩の交流会では、総勢40名余の関係者で情報交換を行い盛り上がった。

   日系スーパーや日本食レストランの経営者等との意見交換では、日本からの物流コストが極めて高いことなど、課題も指摘された。一方、シンガポールからの訪日客の大半が個人旅行でレンタカーを利用し、旅行と食事を楽しんでいるのを知ることができた。また、梨の「にっこり」や米の「なすひかり」、加工食品の菓子類が高い評価を得るなど、初の取り組みとしては、上々の結果を残すことができた。

 

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知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 

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