栃木県版レッドリスト・レッドデータブックについて

　本県の絶滅のおそれのある野生動植物等について、絶滅への危険度に応じてランク付けしたもののリストをレッドリスト、それらの生息・生育状況等をとりまとめ解説した冊子をレッドデータブックと呼んでいます。 

　栃木県版のレッドリストやレッドデータブックは、本県における野生動植物や自然環境の現状を明らかにして、これらの現状を多くの方にお知らせし、保全の必要性について考えるきっかけとしていただくなど、人と自然が共生していくための指標となるものです。

　県では、レッドリストを概ね５年ごと、レッドデータブックを概ね10年ごとに改訂しております。

　また、ホームページ上で、分布情報や写真等をわかりやすく検索・閲覧できるサイト「レッドデータとちぎウェブ」も開設しておりますので、学校の授業や自然観察会などにおいて、ぜひご活用下さい。

  サイトはこちらからhttp：//tochigi-rdb.jp（外部サイトへリンク）

レッドデータブックとちぎ2018	レッドデータとちぎウェブ（外部サイトへリンク）

 

1　改訂の状況

 ・平成16年8月：第1次レッドリスト策定

 ・平成17年3月：「レッドデータブックとちぎ2005」発行

 ・平成23年3月：第2次レッドリスト改訂

 ・平成26年6月：改訂作業開始

 ・平成29年3月：第3次レッドリスト改訂

 ・平成30年3月：第3次レッドリスト一部見直し

                      「レッドデータブックとちぎ2018」発行

・令和５年３月：第４次レッドリスト改訂

2　第４次レッドリストの改訂

　県では、絶滅のおそれのある野生動植物種等について掲載した「栃木県版レッドリスト」を５年ぶりに改訂し、2023年３月、第４次レッドリストとして取りまとめました。

　改訂版には、動植物全体では1,555種（うち絶滅危惧種1,045種）を掲載しました。

　なお、改訂版は、より多くの県民の皆さまに普及を図るため、「レッドデータとちぎウェブ」でも掲載いたします。

　サイトはこちらからhttp：//tochigi-rdb.jp（外部サイトへリンク）

改訂に関する取組

   ・平成30年度～令和５年度、自然環境課及び栃木県立博物館の共同事業として改訂事業を実施

   ・学識経験者等からなる「栃木県版レッドリスト・レッドデータブック改訂専門委員会」において、専門的見地から検討

改訂結果の概要

   ・今回の改訂により、動植物等の掲載種は、第３次レッドリストに比べ19種増加し、1,555種となりました。

    うち、絶滅危惧種（絶滅危惧Ⅰ類及びⅡ類、準絶滅危惧）は20種増加し、1,045種となりました。

   ・植物群落については、５群落増え83群落となりました。

   ・地形・地質については、変更ありませんでした。（49項目）

     動植物等の掲載種の推移（PDF：26KB）

   ・各分類群のトピックは以下のとおりです。

　 トピック（PDF：937KB）

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3　過去のレッドリスト・レッドデータブックについて

 「2005レッドデータブックとちぎ」及び「栃木県版レッドリスト（2011改訂版）」について

上記については、有償での頒布を行っております。

＜有償頒布窓口文書学事課 情報公開推進室連絡先028（623）2059＞
価格と送料はこちら

「レッドデータブックとちぎ2018」の仕様・入手方法について

  (1) 総ページ数：992頁（A4版フルカラー）

  (2) 定価：5,400円（税込み）※送料・振込み手数料は、別途必要となります。

  (3) 発売：有限会社随想舎

       住所：〒320-0033 宇都宮市本町10-3 TSビル

       TEL：028-616-6605

       FAX：028-616-6607

       ホームページhttp：//www.zuisousha.co.jp/

       ※県内主要書店、ネット通販でも販売しています。

      「レッドデータブックとちぎ2018」チラシ（PDF：886KB）

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