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更新日:2015年10月10日
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6~7か月ころになると腹ばいではうように手足をばたばたさせ、8か月ころになると、はいはいするようになります。はじめは前に進めず、後ろに進む赤ちゃんがよくあります。最初は両ひじを使って、おなかでずるようにして前進します。つぎに手足を交互に出して、はいはいの格好で前進するようになります。
赤ちゃんの運動機能の発達は、首がすわる、おすわりをする、つかまって立ちあがれる、つたい歩きをする、ひとり立ちをする、歩くというように進んでいきます。はいはいは必ずしもこの発達の過程に含まれていないので、はいはいを通らなくても歩けるようになります。はいはいをしないで歩くようになってしまっても、必要にせまられれば、赤ちゃんははいはいをします。
はいはいをしてから歩き出した赤ちゃんと、はいはいをしないで歩いた赤ちゃんとでは、その運動機能の発達などには少しも差がないと言われています。はいはいのしかたがおかしくても、はわないで歩いてもすこしも心配する必要はなく、今、前に進めない赤ちゃんも、やがては前進できるようになるでしょう。
手のかからないおとなしい赤ちゃんだったということですが、1歳位になると、徐々に自我が芽生えて、自分の思ったとおりに行動したいという気持ちが旺盛になってきます。しかし、まだ言葉を自由に使うことができないためにうまく表現できなかったり、思うようにいかないとういうギャップが、奇声を発するという行動を招いていると考えられます。
また、お子さんは奇声を発することによって、お母さんが来たり、周りが注意を向けてかまってくれるということを期待しているとも考えられます。
以上のことから対応を考えてみると、まず、毎日少しの時間でもいいですから、お子さんとゆったりと向き合って過ごせる時間を持つようにすることが必要ではないでしょうか。絵本でも積木でもいいですから、お子さんの遊びに付き合ってあげましょう。
また、お子さんが奇声を発するような時ばかりでなく、機嫌のいい時も注意を向けて言葉をかけたり、楽しい気持ちを一緒に味わってあげましょう。そうしていくうちに、言葉も広がり、気持ちを素直に表現できるようになることでしょう。
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