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更新日:2000年11月30日

足利県立自然公園


 最寄駅

   JR東日本足利駅

   東武鉄道足利市

 お問い合わせ

  •  自然公園内での各種行為に係る規制等

       栃木県環境森林部自然環境課 電話 028-623-3211

   栃木県県南環境森林事務所 電話 0283-23-1441

   ※申請等手続きについては、行為予定地エリアをご確認の上、所在する各市担当課にお問い合わせください。

   (平成22年4月1日から市町に権限が移譲されています。)

   足利市産業観光部観光振興課 電話 0284-20-2165

  •  自然公園へのアクセス・観光案内等

   各市町村・観光協会(外部サイトへリンク)

 

 足利の自然

 この公園の林は主に薪炭用の雑木林で、所々にスギ、ヒノキなどの人工林が点在します。
 行道山浄因寺や大岩毘沙門天の周辺では、比較的樹齢の高いスギ、ケヤキ、カシなどが見られ、その下木にはヤマブキ、シャガ、ヤマユリ、シダ類が繁茂しています。
 また、稜線のハイキングコース沿いには、竹林(行道山々腹)や、ツツジの群生が見られるほか、初夏にはホオジロ、カケス、カラ類、サンコウチョウ、冬にはツグミ、カシラダカ、シメ、アトリなどが見られ、せせらぎの音と野鳥のさえずりを聞きながらのハイキングが楽しめるほか、国蝶に指定されているオオムラサキやアゲハチョウ、カラスアゲハ、クロアゲハ、ヒョウモンチョウ、シロチョウ、セセリチョウ、シジミチョウなどのチョウやたくさんの種類の昆虫が見つけられます。 


  •  国蝶「オオムラサキ」

 美しいチョウで、幼虫はエノキを食べ、成虫は人家の近くの雑木林に住み、クヌギ、クワ、ニレなどの樹液や、クリ、クサギなどの花蜜を吸い、敏速に飛び、梢の上を旋回し、枝先に羽尾を開いて止まります。
 雄は羽が紫色に輝き、夕方に木の梢の上になわばりをつくり、なわばりに入ったチョウを追い払いますが、時には小鳥までも追飛することがあります。


  •  「源氏ぼたるの里」名草川

 

 名草巨石群に源を発し、道路沿いに南へ向かって流れる名草川は、ゲンジボタルの生息地として知られる清流で、毎年6月中旬に「ほたるまつり」が開かれます。
 ゲンジボタルは、我が国最大のホタルで、幼虫のときから光り、清流に住んでカワニナなどを食べ、成虫は5月下旬頃から出現します。  ゲンジボタルが乱舞するさまは、見る人を幻想の世界に誘います。
 

みどころ

  • 名草巨石群

 公園の北端に、名草弁天として昔から親しまれている朱塗りの厳島神社があり、その境内を流れる弁天沢の一帯が巨石群となっています。
 深いスギ木立の中に大きな丸い石がゴロゴロしており、巨大な石がまん中から二つに割れた「弁慶の手割石」、鏡餅に似た「御供石」、中をくぐって安産祈願をする「胎内くぐり」、カエデの木が巨石に喰い込んで根を張った「石割楓」などと名前がついています。
 また、名草巨石群は全長約 14キロメートルのハイキングコースの出発点でもあり、家族連れで山道ハイクが楽しめます。


  • 行道山浄因寺

 

 行道山の山中にある臨済宗の古刹で、関東四霊場の一つに数えられています。
 8世紀前半に行基上人が開き、空海(弘法大師)を第二世とし、初めは天台・真言・浄土・禅の四宗兼学の道場でしたが、後に臨済宗の道場として栄えました。
 境内は岩壁がそそり立つ山中にあり、奇岩怪石に富む南画さながらの景勝地で、「関東の高野山」とも呼ばれています。
 三万三千体といわれる石仏を見ながら365段の石段を登り、老杉がうっそうと茂る参道を抜けると閑静な寺があります。4月中旬には岩の上のトウゴクミツバツツジが赤紫色の花をつけ、訪れる人の目を楽しませてくれます。
 切り立った断崖の上には、かつて葛飾北斎が諸国名橋奇覧の内で「足利行道山雲のかけ橋」として版画にした清心亭があります。
 また、名草巨石群から織姫神社までのハイキングコースの中継地点となっています。


  • 大岩毘沙門天

 

 正式な名前は大岩山最勝寺で、天平17年(745年)に聖武天皇の勅命により行基が開いたといわれます。
 大和(奈良県)の信貴山、山城(京都府)の鞍馬山とともに、日本三毘沙門天の一つに数えられています。
 本尊の毘沙門天と両脇侍像(2体)は県指定の文化財で、境内には樹齢600年を超える老杉をはじめ、樹齢の高い樹木があります。
 また、慶応年間(江戸時代末期)から伝わる「大岩毘沙門天悪態(悪退)祭」は、1年間のうっぷんを晴らし、さっぱりした気分で新年を迎えるための奇祭で、毎年12月31日の夜に行われます。
 続いて元旦の早朝に、僧侶が信者の頭上から酒を注ぐ「滝流しの式」が行われ、滝のように尽きることのないご利益を願います。


  • 両崖山(標高約 250m)

 山頂には天喜2年(1054年)に足利成行が築いた足利城跡があります。
 今はそこに月谷神社があり、境内には足利市指定天然記念物のタブノキ自生林6本があります。
 南の織姫山からなだらかな尾根道を約2キロメートル、北の行道山から約4キロメートルのハイキングコースが整備されています。


  • 織姫山(標高約 118m)

 山頂からは眺めがすばらしく、渡良瀬川が一望できます。
 園内には、サクラ、ツツジ、モミジ、ツバキなどが植樹され、ハイキングコース、オリエンテーリングコース、噴水、温室、レストハウスなどがあり、憩いの場となっています。
 山頂からのハイキングコースは、両崖山・行道山へ続いています。
 また、織姫山の南斜面にある織姫神社は、昭和12年(1937年)に造営された色彩の鮮やかな美麗な社殿で、八千々姫と天の御鉾命が祀ってあり、織物の町足利の守護神です。


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