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更新日:2018年6月13日

業務の概要・行政情報

  1. と畜検査
  2. モニタリング検査(枝肉の微生物汚染・残留動物医薬品等)
  3. BSE(牛海綿状脳症)スクリーニング検査 
  4. 放射性セシウムスクリーニング検査
  5. 衛生指導・調査研究
  6. 事業概要

1 . と畜検査

と畜場に搬入された家畜(牛、馬、豚、めん羊及び山羊)をと畜検査員(獣医師)が1頭ごとにと畜検査を行っています。と畜検査では、家畜が病気にかかっていないか、食用に適しているか等をを診断し、合格したものが食肉として流通しています。

と畜検査の流れ

生体検査

と畜場に搬入された家畜の健康状態を確認します。

病気の疑いのある家畜は精密検査を行い、不合格となった場合はと殺禁止となり食肉として流通しないようにします。

 牛の写真生体検査の様子

 

 

 

 

 

 

 

解体前の検査

生体検査に合格した家畜は、とさつ、放血します。

その際の血液の性状等を確認し、異常を認めた場合には解体を禁止し食肉として流通しないようにします。

解体後の検査

解体前検査に合格したと体を解体後、各臓器、リンパ節、頭部、枝肉(半身の状態の肉)及び骨等の全体について検査します。

それぞれの部位について望診、触診して確認するほか、必要に応じて切開し異常の有無を検査します。異常を認めたものについては、限局した病変であればその部分を廃棄(一部廃棄)、法律によって定められた全身性の疾病であれば全て廃棄(全部廃棄)します。

    詳しくは「食肉の検査について」解説したページをご覧ください。

 と畜検査の様子枝肉検査

 

 

  

精密検査

 より詳しく検査する必要がある場合、検査室で精密検査(微生物検査、病理検査、理化学検査、生化学検査)を行います。

検印

検査に合格した枝肉・内臓には、検査合格の印(検印)を押し、食肉として流通します。

 

合格した肉

 

2 . モニタリング検査(枝肉の微生物汚染、残留動物用医薬品等)

汚染指標菌(一般細菌数、大腸菌群数)や有害な微生物(腸管出血性大腸菌、サルモネラ属菌など)の有無を検査して、枝肉の衛生状態を確認しています。

家畜に使用された医薬品の残留等についても、定期的に検査しています。

O157検査の様子

 

 

 

3 . BSE(牛海綿状脳症)検査

BSEとは

原因

BSE(牛海綿状脳症)は異常プリオン(感染性タンパク質)が脳に蓄積することで起こると考えられています。BSE感染牛に蓄積された異常プリオンを別の牛が摂取することで感染します。異常プリオンに汚染された肉骨粉(エサの一種)を牛に食べさせたことで、牛の間でBSEの感染が広まったと考えられています。

特徴と症状

非常に長い潜伏期間(感染しても発症しない期間)を経た後に発症します。発症すると、神経症状や攻撃的な興奮状態、運動失調等の症状を示し、最終的には消耗して死亡します。現在のところ予防法や治療法はありません。

国内での発生状況

 日本では、平成13年に初めてBSE感染が確認されました。その後、牛の特定危険部位の除去と焼却の義務化、飼料規制、スクリーニング検査等の対策が行われ、日本では平成21年1月以降にBSEの発生は確認されていません。

BSE検査対象の見直し

 BSE対策に取り組んだ結果、平成25年に日本は国際獣疫事務局(OIE)から「無視できるBSEリスク」の国(いわゆる清浄国)に認定されました。また、内閣府の食品安全委員会が健康牛のBSE検査について現行基準(48か月齢超の牛を検査対象とする)を廃止しても人の健康への影響は無視できると判断したことを受け、平成29年4月1日から健康牛に対するBSE検査は廃止になりました。

なお、プリオンが蓄積するとされる特定危険部位除去の確認を引き続き実施し、安全な食肉の流通に努めています。

 

栃木県のBSEスクリーニング検査状況

BSE検査の流れ

検体の採取

解体した牛の頭部から、延髄を取り出します。

 BSE採材

検査 

ELISA法による検査キットを用いてスクリーニング検査を行っています。

検査は感染を予防するために専用の検査室で行います。BSEスクリーニング検査風景

 BSE検査部位の写真

BSE関連リンク

4 . 放射性セシウムスクリーニング検査

栃木県では、県産牛肉の安全性を確保するため、牛肉の放射性物質の検査に取り組んでいます。

セシウム検査の流れ

と畜検査に合格した枝肉から筋肉を採取します。セシウム採材風景

栃木県産牛肉

現在、「出荷・検査方針」に基づき全頭検査を実施しています。

 

栃木県産牛肉の検査結果(品目:牛肉の部分)

 

その他の食肉(豚肉、鶏肉、馬肉、県外産牛肉)

当検査所では平成24年3月から、「NaI(Ti)シンチレーションスペクトロメータ」を使用して、牛肉(県外産)や馬肉、豚肉、鶏肉のモニタリング検査を実施しています。

 

 セシウム採材計量風景 セシウム検査の様子

その他の食肉の検査結果(流通食品のモニタリング検査結果)

放射性セシウム検査関連リンク

5 . 衛生指導・調査研究

 と畜場や認定小規模食鳥処理場(処理羽数が年間30万羽以下)の衛生指導を定期的に行っています。また、食肉事業者等を対象に衛生講習会を開催し、施設の衛生管理や衛生的な作業について普及啓発を行っています。

 と畜検査に関係する調査研究を行い、検査技術向上に努めています。  

6 . 事業概要

と畜検査結果に関する集計資料等が閲覧できます。 

最新版

過去の事業概要(県北食肉衛生検査所分)

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お問い合わせ

県北食肉衛生検査所

〒324-0063 大田原市町島66-2

電話番号:0287-22-5565

ファックス番号:0287-22-8923

Email:kenpoku-sek@pref.tochigi.lg.jp

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