知事コラム「吹き竹」第3回

第3回   県民だよりvol.181（2006年9月号）掲載

 

   8月1日、札幌市で開催された北海道栃木県人会の創立50周年記念祝賀会に参加した。

   国内に7つ、アメリカ、ブラジルなど海外5カ国に6つ、合わせて13ある栃木県人会のうち、北海道は最も長い歴史を持つ。

   昭和34年から12年間、札幌市長を務めた原田与作氏は北海道栃木県人会の初代会長で、組織拡大に大変尽力された。

   廃村100年の節目を迎えた旧谷中村から移住された方々もおり、今でも数戸が元気に生活されているそうだ。

   祝賀会では郷土とちぎの話に花が咲いた。「栃木から郵送してもらう栃木米しか食べない」など、52名の出席者一人一人が持つ「栃木への誇り」に感動し、今、栃木に生きる者として励まされた。

 

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知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 

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