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更新日:2006年12月3日

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知事コラム「吹き竹」第6回

第6回   県民だよりvol.184(2006年12月号)掲載

 

   11月19日、旧粟野町の「発光路の強飯式」を見学した。鹿沼市との合併後初となる今回は、「ふる里あわのまつり」のイベントの一環として、極めてまれな発光路地区以外での開催となった。

   独特の装束の山伏と強力が、地域の人々や招待客に山盛りの赤飯を食べるよう迫る。「酒なら33杯、湯が5杯、強飯75膳がお定まり。一粒、一菜の許しをしないぞ(残してはならないの意)」と大声で張り上げる口上はユーモアたっぷりで、場は笑いの渦となる。

   11月23日には宇都宮市との合併を控えた上河内町の「梵天祭り」が秋晴れの中、盛大に開催された。

   強飯式は650年、梵天祭りは300年続く貴重な伝統行事である。合併という流れの中にあっても、文化を守り、伝承していこうとする地域の方々の心意気に触れ、いつまでも続いて欲しいと感じた2日間だった。

 


知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 


 

 

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