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更新日:2006年11月5日

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知事コラム「吹き竹」第5回

第5回   県民だよりvol.183(2006年11月号)掲載

 

   「茶碗一杯のご飯は3,000~4,000の米粒、稲に換算すると3株分で、その株の周りで35匹のおたまじゃくしが育つ。人間中心主義に陥らず、そこに住む生き物に配慮した農業を子どもたちに伝えていくことが重要」(平成18年10月21日、全国たんぼの学校フォーラムin栃木、於:宇都宮大)

   福島県飯舘村長は当初、ゆったりした生活を送るスローライフ運動に取り組もうとしたが、「役所仕事はただでさえスローなのに更に仕事をしないつもりか」と住民に言われて考えついたのが「マデ(真手)ライフ運動」。「両手で手間暇惜しまず、心をこめること」だそうだ。(平成18年10月25日、全国農村サミット2006、於:藤沢市)

   効率一辺倒になると大事なものを失い、機心(いつわりをたくらむ心)が生じる。人間らしく心豊かに生きるには、様々な生き物や命を育む、ゆったりとした環境づくりが大切である。

 


知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 


 

 

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