知事コラム「吹き竹」第26回

第26回県民だよりvol.210（2009年2月号）掲載

～とちぎ胎動～

いっ（行）ちゃう1月、にげ（逃）ちゃう2月、さっ（去）ちゃう3月と言われるが、平成21年もあっという間に2月中旬である。

「百年ぶりの」が枕詞に使われる厳しい経済情勢の影響は、本県ブランドであるとちおとめの価格にまで及んでいる。

しかし、顔を上げよう。大阪国際女子マラソンで本県ゆかりの選手がワン・ツー・スリーフィニッシュ。爆笑タレントU字工事は、とちぎ弁を駆使し、とちおとめの宣伝も含めテレビなどで大活躍。大平町の女性グループが考案した「ニラコロ」（本県特産のニラの今まで捨てていた根元の部分をコロッケの具材にしたもの）の販売も始まった。また、「とちぎ渡良瀬いちご・フルーツ街道」が開通し、記念スタンプラリーが今月1日からスタートした。元気な力も確実に芽吹き始めている。

吹け！吹かせよう、とちぎらしい風を！