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ブナの葉     馬頭最終処分場
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◆馬頭最終処分場基本計画

2.馬頭最終処分場の計画概要

(1)馬頭最終処分場の計画諸元
                                【埋立地の基本形状】  
埋立地の基本形状   ●計画地:馬頭町大字小口字備中沢地内 他 
   ●施設の種類:管理型最終処分場
   ●埋立容量:約80万m
   ●埋立面積:約5.6ヘクタール
   ●埋立期間:10年程度
   ●浸出水処理水放流先:小口川橋下流

(2)埋立計画

@受入廃棄物
●北沢不法投棄物
 廃プラスチック類、金属くず、ゴムくず、ガラスくず、建設廃材、木くず、紙くず、プリント基板、顔料、ビニールシート、医療系廃棄物、自動車解体材、焼却灰 等
●県内から排出される管理型廃棄物
 燃え殻、ばいじん、汚泥、鉱さい、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残渣、シュレッダーダスト 等

A受入基準
 廃棄物処理法に基づくほか、ダイオキシン類対策特別措置法に示す基準を満たすものとします。

B受入管理
 受入基準外の廃棄物が混入しないように、廃棄物の事前審査、搬入管理、展開検査、埋立てまで一連のチェック管理を行います。

C埋立方法
 廃棄物の飛散防止や悪臭防止対策として、セル方式およびサンドイッチ方式を採用し、かつ覆土を行います。
 また、廃棄物の早期安定化を促進するため、埋立地内の通気性を確保した埋立構造とします。

D埋立容量
 北沢不法投棄物、県内から排出される管理型廃棄物、覆土を併せて約80万mとします。

E埋立期間
 県内から発生する管理型廃棄物の最終処分量を10年程度受入れます。

(3)施設計画

@遮水構造
 2重遮水構造(国の構造基準)に加えて、多重のバックアップ設備を備えた遮水構造を採用します。

A浸出水処理計画
 一般的な浸出水処理システムに加えて、より安全性を高めるために高度処理工程(活性炭吸着処理、重金属キレート処理、逆浸透膜処理)を導入します。
 処理水は、飲料水レベルまで浄化したのち、河川放流します。

B道路計画
 できる限り既存の道路を利用することとし、廃棄物搬入道路、不法投棄物搬入道路、工事用道路を計画します。

C防災計画
 埋立地周辺に降った雨が埋立地に流れ込まないように外周側溝を設置し、集めた雨水が下流の川に影響を与えないように防災調整池を設置します。
 貯留構造物やその他施設は、地震にも耐えられる構造とします。

D環境保全計画
 将来にわたって安全で環境保全に配慮した施設であることを目標とするとともに、建設・供用による周辺環境への影響についてのモニタリング調査を実施します。

E跡地利用について
 馬頭最終処分場では、住民のみなさんのご意見、ご要望をお聞きし、跡地利用方法などを検討していきます。


  処分場基本計画   1.馬頭最終処分場の基本方針
  2.馬頭最終処分場の計画概要
  3.馬頭最終処分場のゾーニング計画
  4.事業の流れ
  5.馬頭最終処分場の施設配置と役割
  6.馬頭最終処分場の多重安全システム(馬頭モデル)
    (1)遮水システム
    (2)浸出水処理システム
    (3)住民監視システム
  7.馬頭最終処分場の環境保全計画
  不法投棄物撤去計画   1.不法投棄物撤去の基本方針
  2.不法投棄物の概要
  3.不法投棄物撤去事業



「馬頭最終処分場」に関するお問い合わせ先

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20
 栃木県 環境森林部     
     馬頭処分場整備室
TEL 028-623-3227 FAX 028-623-3182
E-mail bato@pref.tochigi.lg.jp