新規採用教員教育事務所研修（児童・生徒指導）

期日・会場

令和5（2023）年8月7日（月曜日）

塩谷庁舎401会議室

研修の様子

(1)開会行事

所長あいさつとして、「児童・生徒指導上の課題が深刻になる中、何よりも子どもたちの命を守ることが重要である」、「自分自身で身を守る判断ができる子を育ててほしい」、「日頃から児童生徒一人一人の言葉に耳を傾け、その気持ちを敏感に感じ取ろうという姿勢を大切にしてほしい」ということなど、児童・生徒指導に関することについての話がありました。

(2)講話「児童・生徒指導について」

塩谷南那須教育事務所学校支援課柴田哲朗指導主事から、「1.学習指導要領総則編より、2.生徒指導提要について、3.自己指導能力とは、4.学業指導とは、5.保護者対応の基本」について説明がありました。

参加者の感想では、「教師は児童生徒のサポーターに徹するということを大切にしたい」、「子どもたちが自己決定できるような場を設定していきたい」、「『皆が』という視点をもって、自己肯定感を育んでいきたい」などがありました。

(3)事例検討「いじめへの適切な対応について 」

「児童生徒への適切な指導のヒント」（H28栃木県総合教育センター）に掲載されている事例を用い、校種別にグループで事例検討を行いました。

 ・小学校 「友達に対して暴力を振るうA男」

 ・中学校 「友人に威圧的な態度をとり、暴言を吐くB男」

参加者からは、「自分が気付かない視点を知ることができた」、「児童生徒に対するチームでの対応の大切さがよく分かった」、「児童生徒の状況や気持ちは、いくつも推察できるので、普段からよく観察したい」などの感想がありました。

  

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