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更新日:2012年7月31日

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農業・農村の概要

 

 

 本県の南東部に位置する芳賀地域は、西部の鬼怒川左岸地域に広がる平坦な水田地帯と、東部の八溝山系の中山間地域及び芳賀台地を形成する丘陵地帯からなっています。また、北関東自動車道が開通し,首都圏や観光地、隣接県等とのアクセスが飛躍的に向上しています。

 

 西部地域は、肥沃な土壌と豊富な用水に恵まれ、水田整備率も高く、米・麦・大豆を中心とした大規模な土地利用型農業が営まれています。また、いちご・なす・トマト・スプレーぎく・梨をはじめとする園芸作物の産出額は約180億円であり、管内農業産出額の4割を超えるなど県内を代表する園芸地帯となっています。特に、いちごは全国一の産出額を誇る本県の約3分の1を占めています。

しかしながら、水田地帯では、担い手への農地集積は進んでいるものの、面的集積や取水施設の老朽化の課題もあり、水田農業の構造改革を進めるとともに農地の有効活用や将来に向けた安定的な用水の確保が望まれています。

東部地域は、多くの棚田や那珂川を始めとした豊かな自然と魅力ある地域資源に恵まれ、地域の特性を生かした米・生乳・こんにゃく・そば・しいたけ等の生産や、都市住民との交流が活発に行われています。また、ほ場整備の済んだ地域では、集落ぐるみの営農活動の動きも見られるようになり、さらには露地野菜や新たな特産農産物の試作なども始まっています。

しかし中山間地域では、従来からのこんにゃく・たばこ等の特産農産物の作付減少、過疎化・高齢化等による労力不足や耕作放棄地解消対策、コミュニティ機能の減退などの課題を抱えています。

一方、近年は、食育や資源・環境問題への対応、農業・農村の持つ多面的機能への期待などに対する国民の関心が高まってきており、食の安全・安心へのさらなる対応や、自然環境の維持・保全、地域農産物の活用や農業体験等による食育の推進等、農業・農村に対する多様なニーズへの的確な対応も求められています。

 

農家戸数の推移 

経営規模別農家数

耕地面積および一戸あたりの耕地面積

■地域の現状
項目 平成22年 県内シェア
総人口(人) 149,764 7.5
総世帯数(戸) 49,020 6.6
総農家数(戸) 10,184 15.8
販売農家(戸) 7,660 16.0
総面積(ヘクタール) 56,393 8.8
耕地面積(ヘクタール) 18,270 14.4
耕地面積の内 田(ヘクタール) 13,790 13.9
耕地面積の内  畑(ヘクタール) 4,480 15.8
農家人口(販売農家(人)) 12,460 15.6
専業農家数(戸) 1,578 15.6
認定農業者(経営体) 1,204 16.0
水田整備率(%) ※1 78.8 70.4  ※2
農家一戸あたり耕地面積(ヘクタール) 1.79 1.97  ※2
農家一戸あたり水田面積(ヘクタール) 1.35 1.54  ※2
交流拠点利用人数(万人)※1 183 15.4

農林業センサス2010及び県統計より

※1.平成21年実績、※2.県全体数

 

 

 

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