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更新日:2016年3月26日

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環境との調和に配慮した農業農村整備事業

農業農村整備事業における生態系配慮の手引きを作成しました!

手引き表紙

  本県では、県単独事業「生き物を育む農村空間形成事業」を創設し、5年間にわたって生態系に配慮した施設の効果検証を行ってきました。その成果を踏まえ、栃木県独自の「生態系配慮の手引き」を作成しました。(平成28年3月)

 地域活動等において手引きを活用したい方は、こちら↓をご覧ください。

生き物を育む農村空間形成事業

栃木県における生き物に配慮した農業農村整備事業の取組について

  「田んぼの区画整理」といわれるほ場整備では、田んぼの形状や用排水路の配置が従前と大きく変わる大規模な工事を行うため、田んぼまわりの生き物の生息環境に少なからず変化を与えてしまいます。
  このように、ほ場整備などの農業農村整備事業は、農業の生産性の向上や維持管理労力の軽減などの恩恵をもたらしますが、その一方で、自然と調和した豊かな農村環境に影響を及ぼす恐れがあります。
  現在、県内の農業農村整備事業の実施地区では、これらの影響を軽減する方法として、水路に生息する魚類の移動を阻害しないように水路内の落差を解消したり、多様な流れを生み出すために部分的に水路に深みや拡幅を保たせるなど、生き物の生息環境に配慮したさまざまな取組を行っています。

生き物を育む農村空間形成事業とは

事業の概要

  生態系に配慮した各種工法(以下、「生態系配慮型工法」)の技術向上と普及啓発を図るため、これまで県営の農業農村整備事業で整備した生態系配慮型工法の効果検証を行い、より効果的な生態系配慮について検討を行いました。

  • 事業工期:平成23年度~平成27年度

   水路魚道工 生態系保全地 水田魚道工

事業の内容

  当事業では、県内7地区においてモニタリング調査を行い、工法の効果を検証しました。また、効果が確認できなかった施設については、補完的対策を実施するとともに、施設管理者に対する維持管理アンケートを実施して、適切な維持管理方法についても検討を行いました。最終年度には、これまでの成果を踏まえて「生態系配慮の手引き」を作成し、生態系配慮に関する技術向上及び普及・啓発を図ります。

技術検討会 検討会現地調査 現地研修会

モニタリング調査2 モニタリング調査1 モニタリング調査3

参考資料

 

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