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更新日:2026年8月21日

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サイバー犯罪被害初動対応マニュアル

サイバー犯罪被害の類型・特徴・初動対応一覧

このページでは、主要なサイバー犯罪の手口と、万が一被害に遭ってしまった場合、最優先で実施するべき初動対応をまとめています。

本マニュアルは、あくまで被害の初期段階に実施すべき一般的対処法です。

被害に遭ってしまった場合は、スクリーンショット、やりとりの分かる資料(メールやチャット画面)など手がかりとなる情報を記録して警察に通報してください。

緊急を要する場合は110番、それ以外は最寄り警察署、サイバー事案通報等窓口(オンラインによる申請)に通報してください。

【個人】よくあるサイバー犯罪手口と初動対応

被害の類型 特徴と主な兆候 最優先の初動対応
フィッシング 国や県、警察などの公的機関や配送業者、金融機関等を騙るSMSやメールから偽サイトに誘導され、IDやパスワード、クレジットカード番号等を盗まれる。

・カード会社等への即時連絡・利用停止
・パスワードの即時変更

【参考】フィッシングの被害拡大中!

サポート詐欺

インターネット閲覧中に「ウイルス感染」という偽の警告表示と警告音が鳴り、偽のサポート窓口に電話をするように誘導される。

電話をかけると、修理やウイルス除去の名目で遠隔ソフトウェアを導入させられ、電子マネーを要求される。

・ブラウザを閉じる(タスク終了)
・遠隔ソフトウェアをインストールしてしまった場合はネットから遮断LANを抜く、又はWi-Fiを無効化する)

【参考】サポート詐欺に引っかからないために
 

SNS乗っ取り

SNSでフォロワーなどから「アンバサダーに立候補したので投票してほしい」等とダイレクトメッセージ(DM)が来る。

DMに応じると電話番号などを聞き出され、SNSのパスワードがリセットされてSNSにログインできなくなる。

・SNS運営への通報
・他のSNSや電話で友人全員に「乗っ取られたのでメッセージを無視して」と連絡

【参考】SNS等のアカウント乗っ取りに注意

SNS投資・ロマンス詐欺 著名人を騙る広告やマッチングアプリからLINE等へ誘導され、「絶対に儲かる」と偽アプリに入金させられる(出金できない。) ・入金を即ストップ

・入金に使用した金融機関等への即時連絡

【参考】SNS型投資・ロマンス詐欺の被害防止対策

SIMスワップ(SIM乗っ取り) スマホが突然「圏外」になる。秘密裏で犯人が偽造身分証を使ってSIMを再発行しており、インターネットバンキングなど電話番号(SIM)に紐づけられたサービスが乗っ取られる。

・通信キャリアへの即時連絡
・インターネットバンキングを利用している場合は、金融機関への即時連絡

偽ショッピングサイト詐欺

ショッピングサイトで購入しても商品が届かない(パターン1)。

サイトに問い合わせると「欠品しているので返金する」などと言われ、LINE等に誘導され、さらに金銭を要求される(パターン2)。

・カード会社へ即時連絡し、利用停止手続きをする
・それ以上、相手とのやり取りをしない

・入金に使用した金融機関等への即時連絡

【参考】偽ショッピングサイト注意喚起(その注文、ちょっと待って!)

不正アプリ・マルウェア感染

(クリックフィックス)

Webサイト閲覧中にエラー画面や「私はロボットではありません(CAPTHA認証)」など偽の画面を表示して、利用者による操作を促してマルウェアに感染させる。

・「このキーを押してください」「コマンドをコピー&ペーストして実行してください」などの指示には従わない

【参考】Clickfixの驚異

セクストーション SNSのDM等で犯人からの要求に応じて被害者自身が送信した性的な画像や、加工されて生成された性的な画像(動画)を知人やフォロワー等にばらまく等と脅され、金銭を要求される。 ・絶対にお金を払わない

・他人に要求されても自身の性的な画像や動画を送らない

【参考】セクストーション(性的脅迫)被害に注意

インターネットバンキング不正送金 フィッシングなどで盗まれたインターネットバンキングのログイン情報を不正に利用され、預貯金を他人に送金されたり、犯罪収益を洗浄するために利用される。

・不審な取引があった際には金融機関に即時連絡する

【参考】インターネットバンキングにおける不正アクセス対策

【参考】注意喚起(悪用されるインターネットバンキング)

【企業】よくあるサイバー犯罪手口と初動対応

  被害の類型 特徴と主な兆候 最優先の初動対応
  DDoS攻撃 公開サーバーに大量のアクセスが殺到し、過負荷によりWebサイト等にアクセスできなくなる。

・プロバイダ・クラウド事業者への即時連絡

【参考】DDoS攻撃へのセキュリティ対策

(1) ネットワーク境界攻撃

社内VPNルーター等の脆弱性(セキュリティの不具合、欠陥)を突いて侵入される。

侵入後、管理者権限が奪われ、ランサムウェア攻撃等の足がかりにされる。

機器の通信遮断LANを抜く、Wi-Fiを無効化する)

セキュリティパッチの適用

【参考】中小企業で被害多数 ランサムウェア

(2) サプライチェーン攻撃 セキュリティ対策が手薄な「委託先」や「子会社」がハッキングされ、そこを踏み台にして自社のネットワークに侵入される。

・外部ネットワークの遮断(封じ込め)

(3) ランサムウェア攻撃 データが暗号化されパソコンやシステムが利用できなくなる。「データの暗号化を解除してほしければ金を払え」等という脅迫文(ランサムノート)で金銭を要求される。 電源は切らない。

・被害端末・サーバーのネットワーク遮断(LANを抜く、Wi-Fiを無効化する)

【参考】ランサムウェア(身代金ウィルス)にご注意!

(4) 標的型メール攻撃 履歴書、見積依頼等の業務に関係ありそうな件名を装ったメールが届き、添付ファイルやURLを開くことでマルウェアに感染させられる。

・被害端末・サーバーのネットワーク遮断(LANを抜く、Wi-Fiを無効化する)

【参考】サイバー攻撃対策(関係者からのメール?それ本当?)

(5 ビジネスメール詐欺(BEC) 取引先や経営層になりすました犯人から「至急この口座に送金してください」とメールが届き、送金させられる。 送金時に対面や電話による直接確認を行う。

・入金に使用した金融機関等への即時連絡

【参考】社長なりすましメールに注意

(6) 内部不正(データ持ち出し) 退職予定者や不満を持つ社員等により、顧客リストや機密技術データがUSB、不正アクセス等で持ち出され、競合他社への売却や転職先で不正利用される。

アカウント・アクセス権の即時剥奪

【参考】業務用アカウントの管理

お問い合わせ

サイバー対策センター

〒320-0071 宇都宮市野沢町4-2 栃木県警察機動センター

電話番号:028-666-2233(代表)