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更新日:2013年7月26日

災害廃棄物の広域処理について

被災地の現状と広域処理の必要性

 東日本大震災による大規模な津波により、岩手・宮城両県の沿岸市町村で膨大な量の災害廃棄物が発生しました。

 被災地では、災害廃棄物を仮置場に移動し、被災県内での処理を最優先に、仮設焼却炉を設置するなどして、大部分の処理に取り組むこととしていましたが、仮置場では山積みされた災害廃棄物の火災の危険性が高まっていたことや、被災地の処理施設が不足していたことなどから、広域的な処理が必要とされました。

 被災地の一日も早い復旧・復興のため、全国の各自治体で協力し、迅速に処理すること(広域処理)が被災地から求められました。

 なお、福島県で発生した災害廃棄物については、福島県内で処理することとなっており、広域処理の対象には含まれていません。

 広域処理とは(外部サイトへリンク)

広域処理の対象となる災害廃棄物の安全性

 岩手・宮城両県の沿岸部の空間放射線量は高くなく、栃木県と同等又はそれ以下となっています。広域処理の対象となる災害廃棄物は、放射能が不検出又は低濃度のものであり、処理の過程で健康に影響を及ぼさないという安全性が確認されたものだけとなっています。

 具体的には、可燃物の場合は、放射性セシウムの濃度が240~480ベクレル/キログラム以下のものが広域処理の対象となっており、この可燃物を焼却すると放射性セシウムが濃縮され、最も厳しい条件で評価しても焼却灰の放射性セシウム濃度は8,000ベクレル/キログラム以下となります。

 この焼却灰を埋立てしている間の作業員及び処分場周辺にお住まいの住民の皆様への影響は、一般公衆の許容限度年間1ミリシーベルト以下であり、また、埋立処分した後の処分場周辺にお住まいの住民の皆様への影響は、年間0.01ミリシーベルト以下と人の健康に対する影響は無視できます。

 ※日本の平均一人当たりの自然放射線量は、年間1.48ミリシーベルトとなっています。

 岩手県と宮城県の災害廃棄物の安全性について(外部サイトへリンク)

災害廃棄物の広域処理に関する県の考え

 県は、これまで、震災直後から被災地に職員を派遣するとともに、被災地から避難されてきた方々の支援など、積極的に被災地を支援してきました。

 一方、栃木県も被災県であり、約21万トンという大量の災害廃棄物が発生し、残る災害廃棄物の処理に取り組んでいかなければならない上に、放射性物質に汚染された焼却灰等の処理の課題なども抱えております。

 災害廃棄物の受入れに対しては、協力すべきとの県民の皆様の声がある一方で、災害廃棄物の安全性について懸念する声も上がっています。

 しかしながら、県としては、東北の一日も早い復旧・復興のため、災害廃棄物の広域処理が極めて重要であり、是非これに貢献したいと考えてきたところです。このため、災害廃棄物の受入れに関する市や町の意向を確認したところ、22の市や町から「検討中」又は「検討の余地がある」との回答をいただきました。

 この結果を踏まえ、受入れについて「検討中」あるいは「検討の余地がある」と回答いただいた市や町及びその一部事務組合に対し、平成24年4月6日付けで災害廃棄物の広域処理への協力を要請しました。

 また、同日、知事が記者会見を行い、次のとおり県の対応方針について説明しています。

県の対応方針(知事記者会見から)

 災害廃棄物の受入れには、地域にお住まいの県民の皆様の不安の解消や、最終処分場の確保など解決すべき様々な課題があります。県としては、こうした課題をしっかりと受け止め、一つ一つ丁寧に解決し、市や町とともに県民の皆様の理解を得て、受入れの実現に向けて最大限取り組みたいと考えています。

これまでの取組等について

  平成24年

           → 栃木県は宮城県多賀城市分の処理について位置付けられました。

  平成25年

  • 7月25日 受入れ終了

説明資料

壬生町の試験焼却について

 壬生町において、平成24年5月中旬から処理施設周辺の地元の皆様を対象に説明会を開催し、受入れの実現に向けて取り組んできたところですが、今般、災害廃棄物の安全性を確認するための試験焼却の実施について、地元の皆様から概ね理解を得られましたので、次のとおり試験焼却を実施しました。

  試験焼却の結果については、次のとおりでした。

 壬生町長の受入れ表明

  平成24年11月6日、壬生町長は、災害廃棄物の受入れに関して、試験焼却において安全性が確認できたことや、風評被害対策において国や県と対応できる体制が整ったことを踏まえ、最終的には地元の皆様の御理解が得られたことから、町として宮城県多賀城市の木くずを受け入れることを表明しました。

壬生町の受入れ実績

  • 受入予定期間:平成24年12月3日から平成25年7月25日まで
  • 受入量:960.66トン
  • 搬出元:宮城県多賀城市
  • 廃棄物の種類:木くず

 安全性の確認結果(測定結果)

 県としては、壬生町での木くずの受入れに当たり、安全性の確保に万全を期すとともに、放射能濃度等の測定結果などについて、当サイトで情報提供してまいりました。

  • 平成24年12月
  1. 放射能濃度の測定結果について(PDF:1,047KB)
  2. 周囲等の空間放射線量率の測定結果について(PDF:62KB)
  3. 災害廃棄物運搬車両の空間放射線量率の測定結果及び処理量について(PDF:64KB)
  • 平成25年1月
  1. 放射能濃度の測定結果について(PDF:1,390KB)
  2. 周囲等の空間放射線量率の測定結果について(PDF:61KB)
  3. 災害廃棄物運搬車両の空間放射線量率の測定結果及び処理量について(PDF:69KB)
  • 平成25年2月
  1. 放射能濃度の測定結果について(PDF:1,275KB)
  2. 周囲等の空間放射線量率の測定結果について(PDF:62KB)
  3. 災害廃棄物運搬車両の空間放射線量率の測定結果及び処理量について(PDF:69KB)
  • 平成25年3月
  1. 放射能濃度の測定結果について(PDF:1,278KB)
  2. 周囲等の空間放射線量率の測定結果について(PDF:62KB)
  3. 災害廃棄物運搬車両の空間放射線量率の測定結果及び処理量について(PDF:67KB)
  • 平成25年4月
  1. 放射能濃度の測定結果について(PDF:1,216KB)
  2. 周囲等の空間放射線量率の測定結果について(PDF:61KB)
  3. 災害廃棄物運搬車両の空間放射線量率の測定結果及び処理量について(PDF:58KB)
  • 平成25年5月
  1. 放射能濃度の測定結果について(PDF:1,303KB)
  2. 周囲等の空間放射線量率の測定結果について(PDF:61KB)
  3. 災害廃棄物運搬車両の空間放射線量率の測定結果及び処理量について(PDF:63KB)
  • 平成25年6月
  1. 放射能濃度の測定結果について(PDF:1,454KB)
  2. 周囲等の空間放射線量率の測定結果について(PDF:62KB)
  3. 災害廃棄物運搬車両の空間放射線量率の測定結果及び処理量について(PDF:68KB)
  • 平成25年7月
  1. 放射能濃度の測定結果について(PDF:1,298KB)
  2. 周囲等の空間放射線量率の測定結果について(PDF:61KB)
  3. 災害廃棄物運搬車両の空間放射線量率の測定結果及び処理量について(PDF:69KB)
  •  平成25年7月25日(受入れ終了)
  1. 放射能濃度の測定結果について(PDF:992KB)
  2. 周囲等の空間放射線量率の測定結果について(PDF:62KB)
  3. 災害廃棄物運搬車両の空間放射線量率の測定結果及び処理量について(PDF:57KB)

参考:多賀城市について

 木くずの搬出元である宮城県多賀城市について、紹介します。多賀城市は、宮城県のほぼ中央、太平洋岸に位置し、周辺には仙台市や漁港で有名な塩竃市、日本三景の松島などがあります。市内には、特別史跡「多賀城跡」など、史跡が各所に点在し、「史都多賀城」のことばに表されるように由緒ある歴史のまちです。東日本大震災による大規模な津波により、市内の約3割が浸水するなど、甚大な被害が発生しましたが、本格的な復興に向けて、着実に前進しているところです。

【多賀城市の概要(平成24年12月31日現在)】

  • 人口 61,942人
  • 世帯数 24,715世帯
  • 面積 19.65平方キロメートル

 多賀城市ホームページ(外部サイトへリンク)

【多賀城市における東日本大震災の被害状況】

  • 市内の震度 5強
  • 津波の高さ 仙台港:約7メートル 市内:約2~4メートル
  • 浸水面積 662ヘクタール(市域の約33.7%)

 多賀城市における東日本大震災の被害状況概要(外部サイトへリンク) 

関連リンク

 環境省広域処理情報サイト(外部サイトへリンク)

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お問い合わせ

廃棄物対策課 廃棄物対策担当

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館11階

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ファックス番号:028-623-3113

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