[第297回]平成21年2月定例会

• 第297回定例会は、2月20日から3月25日までの34日間の会期で開かれました。
• 2月20日の開会日には、「平成21年度栃木県一般会計予算」（第1号議案）など29件の予算案関係議案の外「知事等の給与の特例に関する条例の制定について」（第18号議案）など40件の議案及び報告1件が上程され、福田知事から提案説明がなされた後、平成20年度補正予算関連議案の29件については、追加経済対策の速やかな執行による県内経済の活性化等に資するため、直ちに予算特別委員会及び関係常任委員会に付託されました。
  次に、足利銀行問題等地域活性化対策特別委員会及び環境保全対策特別委員会の委員長から調査報告がなされました。
  続いて、議員提出の「栃木県議会議員の議員報酬の特例に関する条例の制定について」、委員会付託を省略して直ちに採決が行われ、原案どおり可決されました。
• 2月26日は、質問に先立って、予算特別委員会及び関係常任委員会に付託していた平成20年度補正予算関連議案について、予算特別委員長から付託議案についての審査報告がなされた後、討論を経て採決が行われ、すべての議案が原案どおり可決されました。
  2月26日、27日及び3月2日の3日間にわたり、代表質問及び一般質問が行われ、自民党議員6名、県民ネット21議員3名、公明党・新政クラブ議員1名、無所属県民クラブ議員1名及び共産党議員1名の計12名が登壇し、質疑・質問を行いました。
  質疑・質問終了後、平成21年度当初予算関連議案が予算特別委員会に、また、未採決のその他の議案及び議会に提出された請願・陳情が、それぞれ関係常任委員会に付託されました。
• 3月6日及び9日には、予算特別委員会総括質疑が行われ、自民党議員13名、県民ネット21議員3名、公明党・新政クラブ議員2名、無所属県民クラブ議員1名及び共産党議員1名の計20名が登壇し、質疑・質問を行いました。
• 3月25日の閉会日には、予算特別委員長から付託議案についての審査報告がなされた後、「第1号議案平成21年度栃木県一般会計予算に対する修正動議」が提出されました。このため、当該動議の趣旨説明や当該動議並びに未採決議案に関する討論が行われ、採決の結果、第1号議案の修正案は否決され、第1号議案は原案のとおり可決されました。また、その他の未採決議案については、すべての議案が原案どおり可決されました。
  次に、請願・陳情9件について採決が行われ、採択2件、不採択5件、継続審査2件となりました。
  次に、「栃木県病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」及び「栃木県監査委員の選任同意について」追加議案が上程され、人事案件である監査委員の選任同意については、委員会の付託を省略して採決が行われ、原案どおり可決されました。また、条例等の一部改正については、生活保健福祉委員会に付託され審査が行われた後、即日採決され、原案どおり可決されました。
  続いて、議員提出の「栃木県議会図書室条例の一部改正等及び栃木県議会会議規則の一部改正について」並びに意見書3件について、委員会付託を省略して直ちに採決が行われ、すべて原案どおり可決されました。
  次に、各常任委員会、議会運営委員会及び各特別委員会の委員の選任が行われ、指名どおり決定された後、本会議を休憩して各委員会の正副委員長互選が行われ、その結果が報告されました。
  最後に、石坂真一議長及び島田文男副議長の辞職に伴う正副議長選挙を行い、議長に青木克明議員、副議員に青木務議員を選出して今定例会の全日程を終了しました。

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