クマに遭遇しないために（農作業安全対策）

    県内においてクマによる人身被害が発生しており、管内においてもクマが出没しています。このため、農作業や鳥獣対策を行う際は、クマとの不意の遭遇に十分ご注意ください。

〈クマの出没を防ぐには〉

【農作業や鳥獣対策を行う際に注意すべき事項】

    作業中にラジオやクマ鈴など音の出るものを携帯するなど、自分の存在をアピールする。

    クマの出没情報に留意し、クマの行動が活発になる早朝や夕方の作業時には、周囲に気を付ける。

    頻繁にクマが出没する地域においては、単独での作業は避ける。

    森林、斜面林などに隣接する農地は、クマの出没ルートになりやすいので特に注意し、安全確認を行いながら周囲の灌木の刈払いなどを行う。

【誘引物の適切な管理】

    クマを誘引する生ゴミや果樹などの収穫残さ等は適切に処理する。

    農地では果樹園が最も被害を受けやすいところであり、収穫後は果実を放置せず適切に除去する。

    クマは、収穫物収納庫に入り込んで採食することもあるため、収納庫は施錠し、管理を徹底する。

    草刈機などに使われるガソリンなどの揮発性物質も、クマの誘引物となるため、保管場所等に注意する。

【万が一クマに遭遇してしまったら】

    落ち着いて、クマに背を向けずに、ゆっくりとその場から離れ、命を守る行動をとる。

    クマを驚かすことになるので、大声を出したり、走って逃げることは避ける。

〈農林水産省HP〉

https://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/tyuuikanki/index.html

農作業中のクマ類の出没に対する指導の徹底についての通知が掲載されているほか、注意喚起リーフレットもあります

〈県自然環境課HP〉

https://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/eco/shizenkankyou/shizen/kumahogokannri3.html

自然環境課のツキノワグマ関係情報がまとまっているHPです。

管理計画のほか、県警の野生動物注意喚起情報へのリンクやR7の県内被害状況、山に入る人向けのチラシなどがあります。

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