稲WCSの利用に関する現地検討会を開催しました。

    令和7（2025）年12月4日（木曜日）に矢板市の酪農家において、稲ホールクロップサイレージ（WCS）（注1）の多給実証展示ほの現地検討会を開催し、畜産農家や飼料生産組織など、関係者約20名が参加しました。

    検討会では、当事務所から稲WCSの給与割合を高めた際の乳量・乳成分の推移について情報提供し、展示ほ設置農家からは、利用を始めたきっかけから多給に取り組んだ経緯についてお話いただきました。

    その後は実際に利用している稲WCSを確認しながら給与方法等について意見交換を行いました。

    今後は展示ほの調査結果をまとめた技術資料を作成し、稲WCSの有効活用を推進していきます。

  （注1）稲WCS：稲の穂と茎葉を一体的に収穫し、乳酸発酵させた牛の粗飼料のこと。

現地検討会の様子

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