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更新日:2017年8月3日

ニホンジカの管理

 栃木県でシカによる被害が問題化したのは、昭和60年代に入る頃です。

 増えすぎたシカによって日光の自然植生が大きく変わり、白根山の高山植物であるシラネアオイや小田代原のアザミが激減し、樹齢200年のウラジロモミが樹皮剥ぎにより次々に枯死しました。

 本来、生態系は、人間が積極的に関与・管理しなくても、植物や動物が相互にバランスを保っているものです。しかしながら、シカは、地球温暖化による積雪の減少、天敵の減少(オオカミの絶滅や狩猟者の減少)など、人間の無意識のうちの関与により、頭数を増やしました。

 こうした事態を受け、県では、平成6年にシカの計画的な駆除(個体数調整)を開始しました。シラネアオイを電気柵でシカから守るといった防除対策と並行して、適正な数のシカの間引きを実施することが必要であると判断したものです。

 さらに、農林業や生態系の被害を軽減させるため、「栃木県シカ保護管理計画 」(平成6年~)を策定し、以降、同二期計画(平成12年~)、同三期計画(平成15年~)、同四期計画(平成18年~)、同五期計画(平成24年~。平成27年5月29日から「栃木県ニホンジカ管理計画(五期計画)」に変更。)により対策を実施してきました。

 しかし、依然として農林業被害が発生し、自然植生の回復が見られないことから、これまでの取組の結果を踏まえた上で、引き続き農林業被害の軽減と自然生態系のバランスの回復を図るため、平成30年3月に六期計画を策定し、各種対策を実施しています。

 ・栃木県ニホンジカ管理計画(六期計画)の概要(PDF:292KB)

 ・栃木県ニホンジカ管理計画(六期計画)(PDF:2,333KB)

 この計画では、毎年の施策を評価して次年度以降の対策に生かすため、モニタリングを行うこととしています。最新の報告は、平成28年度栃木県ニホンジカ管理モニタリング結果報告書(PDF:6,346KB)を御覧ください。

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