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更新日:2017年9月4日

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平成28年度事業概要

はじめに

  はじめに

県央地域における家畜衛生の推進につきましては、日頃から御理解と御協力をいただき、厚くお礼申し上げます。
最近の家畜衛生を取り巻く情勢について、平成28年11月から平成29年3月にかけて、国内の養鶏場、9道県12農場で高病原性鳥インフルエンザが発生し、約167万羽が殺処分されたことは記憶に新しいと思います。本県においても、この時期に、死亡野鳥から本病ウイルスが3市3件検出されており、緊迫した中、監視体制や初動防疫体制を強化し危機管理体制の強化を図ってきたところです。
現在のところ、畜産農家の皆様を始め畜産関係者の御尽力により本県養鶏場では未発生でした。しかし、韓国、台湾及び中国など近隣諸国で発生が継続していることから、引き続き、飼養衛生管理基準の遵守等による侵入防止対策の徹底が重要となります。
また、平成25年度に大流行した豚流行性下痢については、未だ本県でも発生が確認されており、昨年度は平成29年2月に塩谷地域、3月に芳賀地域の養豚場で発生が確認され、本病の発生及びまん延防止のため、関係者の皆様に対して、より一層の防疫対策の徹底をお願いしたところです。
こうした中、大きな出来事として、平成3年から長きにわたり清浄化に取り組んできました豚のオーエスキー病については、平成29年3月をもって本県でも清浄化が達成されました。これもひとえに関係者の皆様の御協力によるものと改めて感謝いたします。
当所では、”畜産農家の体質強化を家畜衛生面で支える”をキャッチフレーズに、引き続き、家畜伝染病の発生予防とまん延防止に努めて参ります。また、安全・安心な畜産物の提供に向けて、生産農場における農場HACCPの普及等による衛生管理の推進や動物用医薬品等の適正使用等の指導並びに家畜衛生に係る情報の発信を強化して参ります。
今年度も、畜産農家の皆様、市町、農業振興事務所等の関係機関、関係団体の皆様と連携を図りながら業務を推進したいと思いますので、更なる御支援と御協力をお願いいたします。
ここに平成28年度事業概要を取りまとめましたので、御高覧いただき、参考にしていただければ幸いです。

 平成29年4月
栃木県県央家畜保健衛生所 
所長 芝田周平 

目次

県央家畜保健衛生所の概要

平成28年度事業実施状況

家畜伝染病予防事業

家畜衛生対策事業

動物薬事監視業務

その他の事業

家畜衛生研究部の検査・調査(PDF:224KB)

  • 病性鑑定
  • 家畜伝染病抗体等調査事業成績
  • 牛海綿状脳症(BSE)サーベイランスの成績
  • 高病原性鳥インフルエンザモニタリングの成績
  • 動物由来感染症監視体制整備
  • 診断予防技術向上対策
  • 畜産物安全性確保対策成績
  • ビタミン検査成績

 試験研究

 第58回栃木県家畜保健衛生業績発表会演題

参考資料

 

お問い合わせ

県央家畜保健衛生所

〒321-0905 宇都宮市平出工業団地6-8

電話番号:028-689-1200

ファックス番号:028-689-1279

Email:kenou-khe@pref.tochigi.lg.jp