文書館では、県庁昭和館の1階と3階において、2室の展示を作成しています。両展示室とも常設展示として、展示替えは11月頃に行っています。
なお、3階展示室を会場として文書館企画展を行う場合があります。
1階展示室「四代目県庁舎と佐藤功一」

この展示室では、四代目県庁舎の設計、建築の経緯や、設計者の佐藤功一について紹介しています。
片山東熊の設計による三代目県庁舎が昭和11年に焼失したことにより、四代目の県庁舎が建築されることとなりました。この設計に当たったのが小金井宿(現在の下野市)出身の建築家佐藤功一です。
3階展示室「近代栃木のすがた」

この展示室では、栃木県の成立と市町村に関する史料を展示しています。また、平成29年10月21日(土曜日)から第5回栃木の人物展を開催します。
第5回栃木の人物展
栃木の人物展は、本県で活躍した歴史上の人物や、本県とかかわりをもつ日本史上の著名人をとりあげます。そして、彼らの生涯や事績及び下野への影響などをたどりながら、本県ゆかりの人物を再評価するものです。本展示は、「栃木の人物再発見」「日本史上の人物と栃木県」の2テーマで構成されています。
栃木の人物再発見
- 粂川政之助から見る村、百姓
都賀郡助谷村(すけがいむら、現壬生町)出身の粂川政之助に関する史料から、江戸時代の村運営、百姓の生活を明らかにするとともに、庶民の間で武芸が流行したことを紹介します。
- 小平濱次郎が見た近代
都賀郡野中村(現栃木市)出身で、日露戦争に従軍し、その後、那須硫黄鉱山を経営した小平濱次郎について、当時の写真や史料をとおして紹介します。
日本史上の人物と栃木県
- 水野忠邦と下野国
水野忠邦が天保の改革で行った、株仲間の解散やぜいたく禁止などの政策が、下野国でどのように実施されたかを紹介します。
期間、会場案内、時間
- 期間
平成29年10月21日(土曜日)から約1年間
- 会場案内
昭和館正面玄関から入場し、階段又はエレベータで3階にお進みください。3階到着後右手側に展示室があります。なお、展示室への入場は無料です。
- 時間
8時30分から17時15分
土曜日、日曜日、祝日は10時から17時15分になります。
- 昭和館の閉館日は閉室になります。詳しくは「閉館日」をご確認ください。
会場へのアクセス
公共交通機関を利用される方
- JR宇都宮駅からバスを利用される方は、西口バスターミナルから乗車してください。乗り場番号及び下車するバス停については、「県庁舎へのアクセス(交通案内、駐車場)」をご確認ください。
- JR宇都宮駅から徒歩で来庁される方は、西口から大通りを西進し、本町交差点を右折してください。距離は約1.8キロメートル、時間は約25分かかります。
- 東武宇都宮駅から徒歩で来庁される方は、駅東口から東進し、中央通り(県庁と宇都宮市役所を結ぶ南北のとおり)を左折し、北進してください。距離は約1キロメートル、時間は約12分かかります。
車を利用される方
- 来庁者用駐車場(地下駐車場)を利用することができます。
- 利用時間は、平日は8時15分から21時30分まで、土日祝日は9時45分から21時30分までです。ただし、入場は20時30分までになります。
- 利用料金は、2時間まで無料、以降30分ごとに150円かかります。
- 入場時に駐車券が発行されます。駐車後、本館1階の総合受付で受付印の押印を受けてください。
- 県庁の閉館日はご利用になれません。
- 駐車場には限りがございますので、なるべく公共交通機関をご利用ください。