農業振興事務所における放射性物質の検査の実施について

検査の概要

　県は、農業者の農業生産の不安の解消を図るとともに、地域の農産物の安全性を確保するため、農業振興事務所において、NaI(Tl）シンチレーション検出器スペクトロメータを用いて、県産農産物や、農地の土壌、堆肥などの放射性物質検査を実施しています。
　農産物の検査で一定水準を超えたものについては、ゲルマニウム半導体検出器スペクトロメータによる確定検査（精密検査）を行うこととしています。

　　農業振興事務所が行う検査の基本的な考え方（PDF：106KB）

 

 

(1) 農産物の検査

 　販売を目的に生産された農産物の検査を行います。検査費用は無料です。
　　ア　市町からの依頼による検査
　　　　地域の農産物等の放射性物質の状況確認の要望に応えるため、市町からの依頼により検査を行います。
　　イ　農業者からの依頼による検査
　　　　農業者の生産に対する不安解消のため、農業者からの依頼により農産物、農産加工品の検査を行います。

※検査要望が多い場合には、公平性、緊急性等の観点から、すぐに検査を受けられない場合もありますので御了承願います。

※イの申し込み方法、検査の手順等は、最寄りの農業振興事務所にお問い合わせ下さい。
　　　河内農業振興事務所　電話028-626-3061
　　　上都賀農業振興事務所　電話0289-62-5236
　　　芳賀農業振興事務所　　電話0285-82-4720
　　　下都賀農業振興事務所　電話0282-23-3425
　　　塩谷南那須農業振興事務所  電話0287-43-1252
　　　那須農業振興事務所　電話0287-23-2151
　　　安足農業振興事務所　電話0283-23-1455

 

 各農業振興事務所における農産物の検査点数（平成31年3月31日現在） 

年度	H23	H24	H25	H26	H27	H28	H29	H30	合計
検査点数	1,445	2,344	1,808	1,463	1,208	1,418	990	624	11,300

  
(参考）県産農産物の安全性は、計画的な農産物モニタリング検査により確認しています。
　　　　　県産農産物モニタリング検査の結果

 

(2) 農業生産の基礎的条件検査

　個々の農業者が安心して生産に取り組むため、農地土壌、堆肥、培土などの検査を行います。
　なお、放射性物質が高濃度で含まれることが明らかであり、検査機器の汚染が想定されるもの（例：草木灰など）については検査出来ないことがありますので御了承願います。また、検査機器の性能上、密度の低いものの場合、精度が落ちることがあります。

 

　各農業振興事務所における 土、堆肥などの検査点数（平成31年3月31日現在）

年度	H23	H24	H25	H26	H27	H28	H29	H30	合計
検査点数	2,339	1,809	2,338	2,107	1,430	1,440	1,551	1,400	14,414

 

各農業振興事務所の管轄市町

農業振興事務所名	関係市町村名
河内	宇都宮市（外部サイトへリンク） 　上三川町（外部サイトへリンク）
上都賀	日光市（外部サイトへリンク） 　鹿沼市（外部サイトへリンク）
芳賀	真岡市（外部サイトへリンク） 　芳賀町（外部サイトへリンク） 　益子町（外部サイトへリンク） 　市貝町（外部サイトへリンク） 　茂木町（外部サイトへリンク）
下都賀	栃木市（外部サイトへリンク） 　小山市（外部サイトへリンク） 　下野市（外部サイトへリンク） 　壬生町（外部サイトへリンク） 　野木町（外部サイトへリンク）
塩谷南那須	矢板市（外部サイトへリンク） 　さくら市（外部サイトへリンク） 　那須烏山市（外部サイトへリンク） 　塩谷町（外部サイトへリンク） 　高根沢町（外部サイトへリンク） 　那珂川町（外部サイトへリンク）
那須	大田原市（外部サイトへリンク） 　那須塩原市（外部サイトへリンク） 　那須町（外部サイトへリンク）
安足	足利市（外部サイトへリンク） 　佐野市（外部サイトへリンク）

 

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