

1 環境保全型農業への要請
化学肥料や農薬の過度の使用、家畜ふん尿の過剰施用や不適切な処理などにより、周辺環境への悪影響が心配されています。
また、消費者の健康・安全志向の高まりから、有機農産物や減農薬農産物を求める声が高まってきています。
2 畜産環境問題
13年度の畜産環境苦情件数は、67件と前年度の77件に比べてやや減少しています。
家畜別では、豚が全体の43%を占めています。苦情の種類別では、悪臭関連(59%)が特に多く、次いで水質汚濁関連(24%)となっています。



1 環境保全型農業推進基本方針
県では、「栃木県環境保全型農業推進基本方針」を6年3月に策定し、エコファーマー(堆肥などを活用した土づくりと化学肥料、化学農薬の使用低減を一体的に行う農業生産方式を導入する生産者)の育成など環境に調和した農業を積極的に推進しています。
2 環境保全型畜産確立基本方針
畜産経営の健全な発展を図るため、「環境保全型畜産確立基本方針」に沿って、ふん尿の適切な処理・利用、畜産農家・耕種農家の有機的連携による農地還元、家畜飼養施設の整備、適地への経営移転の推進に努めています。 |