1 都市公園の整備
都市公園は、児童、青少年の健全なレクリエーションの場や、市民のコミュニケーションの場を提供するだけでなく、大気汚染、騒音などの都市公害を緩和し、災害時の避難場所として活用されるなど、多目的な機能を持つ基幹的な生活基盤施設です。
本県では、16年度末現在で、1,658か所、2,394.07haの都市公園が整備されており、都市計画区域内の一人当たりの公園面積は12.4uで、全国平均の8.7u(15年度末)を大きく上回っています。
2 都市緑化対策
都市の緑は、住民に安らぎと憩いをもたらし、都市生活上欠くことのできない重要な役割を担っています。県(5か所)、宇都宮市、足利市では「緑の相談所」を設置し、都市緑化意識の高揚、植物知識の普及啓発を図っています。
3 街路等の整備
都市活動を支える幹線道路等の道路網の整備に積極的に取り組むとともに、道路空間の有効活用、都市景観の向上、都市防災機能の改善を図るため、嘉多山中線(葛生町)等の電線共同溝整備事業を推進しています。
また、空気の清浄化、涼化作用を持つ街路樹の植栽を進めており、都市内における都市計画道路の約39%(16年度末)の区間で、マロニエや夏椿などの高木をはじめとした植栽が施されています。
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