令和7(2025)年度新規採用教員「教育事務所研修」(児童・生徒指導)

期日・会場

令和7(2025)年8月8日（金曜日）

塩谷庁舎401会議室

研修の様子

(1)開会行事

所長から、「守破離について」、「1年目は五里霧中」、「1年目はトライアンドエラーでいい」、「いかに2年目以降につなげるかが肝心」など、あいさつがありました。新規採用教員へのエールという内容になっており、参加者からは、「まさに今の自分の気持ちそのもの」、「1年目は徹底的に基本を身につけたい」などの感想がありました。

(2)講話「児童・生徒指導について」

児童・生徒指導担当より、「１.学習指導要領総則編より、２.生徒指導提要について、３.自己指導能力とは、４.学業指導とは、５.保護者対応の基本」について説明しました。

参加者からは、「褒めるより認めることを意識していきたい」、「困った子は困っている子という視点にたち、子どもたちの心の危機のメッセージに耳を傾けられるようにしたい」、「学業指導は意図をもって行いたい」などの感想がありました。

(3)事例検討「いじめへの適切な対応について 」

「児童生徒への適切な指導のヒント」（H28栃木県総合教育センター）に掲載されている事例を用い、校種別にグループで事例検討を行いました。

・小学校「友達に対して暴力を振るうＡ男」

・中学校「友人に威圧的な態度をとり、暴言を吐くＢ男」

参加者からは、「色々な考えを聞き視野が広がった」、「児童の行動や発言だけでなく、気持ちに目を向けることが大切だと思った」、「担任一人で対応するのではなく、学校全体で問題を把握したい」などの感想がありました。