重要なお知らせ
更新日:2025年11月10日
ここから本文です。
栃木県では、がんや脳卒中、心臓病、糖尿病及び難病などの継続的な治療が必要な疾患を抱えながらも、働く意欲のある方が治療を続けながら仕事ができるために、事業者や企業の人事・労務担当者をはじめ、医療従事者、社会保険労務士等のさまざまな職種の方を対象に、治療と仕事の両立支援に関する啓発、理解促進のためのセミナーを定期的に開催しています。
疾患を抱える労働者が、仕事をすることで疾病を悪化させることのないよう、治療と仕事の両立のために必要な一定の就業上の措置や治療に対する配慮を行うことをいいます。こうした配慮は「労働者の健康確保対策」として位置付けられます。さらに、事業者にとっては、継続的な人材の確保とともに、労働者のモチベーションの向上による人材の定着・生産性の向上なども期待できます。
治療と仕事の両立支援を進めていく上では、雇用者や企業側の労働環境の整備だけでなく、産業医と医療機関の主治医との連携、生活支援や支援制度の利用のための両立支援コーディネーターや社会保険労務士等との連携など、さまざまな職種の方が連携しながら患者・労働者を支えていく体制づくりが重要となります。
