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更新日:2023年3月29日

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がん検診について

 

新型コロナウイルス感染症の影響により、がん検診の受診を控える方がいらっしゃいますが、がん検診は、がんを早期に発見するために必要なものであり、不要不急の外出ではなく「必要な外出」です!検診機関においては、感染症対策に配慮した上で検診を行っていますので、受診を控えることなく、がん検診を受けましょう!

 

がんは、誰でもかかる可能性がある身近な病気

 現在、日本人の2人に1人ががんにかかるといわれており、高齢者だけではなく、子どもや働き盛りの方も含めて、誰もがかかる可能性のある身近な病気です。

 喫煙や受動喫煙、多量の飲酒、バランスの悪い食事、運動不足といった生活習慣や肝炎ウイルス等の感染に加えて、加齢に伴う免疫力(がん細胞から自分自身の体を守る力)の低下や、遺伝的な要因も、がんの発症に影響します。

 ですから、毎日の生活習慣を改善することで、がんにかかるリスクは大幅に減らすことができますが、リスクをゼロにすることはできません。

がん検診を定期的に受けましょう

 「自分は健康だから大丈夫」「何か症状が出たらすぐ病院にいくから大丈夫」と思っていませんか?

 確かに、がんは、早く見つければ9割が治るようになりましたが、早期のがんは自覚症状のないことがほとんどで、気づいたら既に進行しているケースも多く、だんだん治りにくくなっていきます。

 そのため、自覚症状のないうちにがんを見つけることがとても重要です。がん検診は、お住まいの市町や勤務先では、無料か少額で受けることができます。また、県内の市町では、仕事や家事などで忙しい方が少しでもがん検診を受けやすくなるよう、土日や早朝・夜間の検診におけるがん検診、託児付きのがん検診、女性専用日の設定など、様々な工夫もされています。

 お住まいの市町や勤務先でがん検診を定期的に受けて、がんを早く見つけましょう。              

 また、がん検診で「要精密検査」と判定されたら、必ず精密検査を受けください。

 

       がん検診             がん精密検査

  がん検診啓発リーフレット(PDF:291KB)  がん検診精密検査啓発リーフレット(PDF:1,638KB)  

 

 厚生労働省では、啓発動画を作成し、がんの早期発見のために勧奨を進めています。

 がんの早期発見のための受診勧奨動画(外部サイトへリンク) 

がん検診の部位・方法・対象者・受診間隔など

 

部位 方法 対象者 受診間隔
胃がん 胃X線検査または胃内視鏡検査のいずれか 50歳以上の男女(※1) 2年に1回(※2)
肺がん 胸部X線検査+喀痰細胞診
(ただし喀痰細胞診は、原則50歳以上で喫煙指数が600以上の方のみ)
40歳以上の男女 1年に1回
大腸がん 便潜血検査 40歳以上の男女 1年に1回
子宮頸がん 視診、子宮頸部の細胞診および内診 20歳以上の女性 2年に1回
乳がん 乳房X線検査(マンモグラフィ) 40歳以上の女性 2年に1回

                 出典:厚生労働省「がん予防重点教育及びがん検診実施のための指針」

(※1) 当分の間、胃部X線検査に関しては、40歳以上の実施も可

(※2) 当分の間、胃部X線検査に関しては、1年に1回の実施も可

 

 詳細については、国立がん研究センターがん情報サービスの「がん検診について」(外部サイトへリンク)をご覧ください。

 

 

お問い合わせ

健康増進課 がん・生活習慣病担当

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館5階

電話番号:028-623-3096

ファックス番号:028-623-3920

Email:kenko-zoshin@pref.tochigi.lg.jp

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