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更新日:2024年2月8日

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梅毒の患者が増えています!

梅毒の感染者が過去最多を記録

2023年の県内における梅毒患者報告数は171件で、1999年に感染症法に基づく感染症発生動向調査が始まって以降、最多となりました。

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年代別では、男性は幅広い年代で満遍なく多く報告されており、特に40代で多く報告されています。女性は特に20代で多く報告されています。

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梅毒に関する詳細グラフについてはこちら(PDF:177KB)

梅毒とは

○梅毒は梅毒トレポネーマという細菌に感染することで発症する感染症です。
○主にセックスなどの性的接触により、口や性器などの粘膜や皮膚から感染します。オーラルセックス(口腔性交)やアナルセックス(肛門性交)などでも感染します。
○感染すると、性器や口の中にしこりができたり、痛み・かゆみのない発疹が手のひらや体中に広がることがあります。これらの症状が消えても感染力が残っているのが特徴です。症状がなくても、パートナーを感染させることがあるため注意が必要です。
○早期の適切な抗菌薬治療で完治が可能ですが、途中で治療をやめたり、感染者と性行為をすれば再び感染する可能性があります。また、治療をしないまま放置していると、数年から数十年の間に心臓や血管、脳などの複数の臓器に病変が生じ、時には死にいたることもあります。
○妊娠している人が梅毒に感染すると、お腹の赤ちゃんにも感染し、死産や早産になったり、生まれてくるこどもの神経や骨などに異常をきたすことがあります。生まれたときに症状がなくても、遅れて症状が出ることもあります。

梅毒症状詳細についてはこちら
 

予防について

コンドームの正しい利用が有効です。(症状のある部位によっては完全に予防できないこともあります)

感染したかもしれないと不安な方へ

○症状がある場合は、皮膚科・泌尿器科・産婦人科などを受診し、治療を受けましょう。
○感染しても、早く発見して、適切に治療すれば治ります
パートナーも一緒に検査を受け、感染していたら治療することが重要です。

HIV・梅毒等の検査は、各保健所で無料・匿名で受けることができます。

詳しくは、下記の県ホームページをご覧ください。

https://www.pref.tochigi.lg.jp/e04/welfare/hoken-eisei/kansen/hp/hivkensa.html

 

出典・参考資料など

 

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栃木県感染症情報センタートップページへ

 

参考:各保健所・健康福祉センター担当区域
宇都宮市保健所(宇都宮地区)    :宇都宮市
県西健康福祉センター(県西地区):鹿沼市、日光市
県東健康福祉センター(県東地区):真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町
県南健康福祉センター(県南地区):小山市、上三川町、下野市、野木町、栃木市、壬生町
県北健康福祉センター(県北地区):大田原市、那須町、那須塩原市、矢板市、塩谷町、さくら市、高根沢町、那須烏山市、那珂川町
安足健康福祉センター(安足地区):足利市、佐野市


お問い合わせ

保健環境センター 企画情報部

〒329-1196 宇都宮市下岡本町2145-13

電話番号:028-673-9070

ファックス番号:028-673-9071

Email:kenkou-kc@pref.tochigi.lg.jp