栃木県感染症情報センター

県内の感染症流行状況（2025年第51週（2025年12月15日～12月21日））

警報・注意報情報      →警報・注意報の基準とは

警報及び注意報基準を超えている疾病（保健所管内別の発令状況）

＜警報＞
インフルエンザ（宇都宮市、県西、県南、県北、安足地区）
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎（県北地区）

＜注意報＞
水痘(水ぼうそう)（県南、安足地区）

今、栃木県で流行している感染症と流行地域は？   →地区分けについて

県内で多くの報告があった感染症及び地域は、次のとおりです。
より流行している地域を太字で示しています。

• インフルエンザ：宇都宮市、県西、県東、県南、県北、安足地区
  ※県東以外の地域で警報レベルが続いています。
• A群溶血性レンサ球菌咽頭炎：県西、県東、県南、県北地区
  ※県北地区で警報レベルが続いています。
• 水痘(水ぼうそう)：県南、安足地区
  ※県南、安足地区が注意報レベルになりました。8～14歳の報告が増えています。
• 感染性胃腸炎：県西、県東、県北、安足地区
• RSウイルス感染症：宇都宮市

地図は感染の多い地区が3つ以上の場合または流行地区が1つ以上ある場合に作成しています
※新型コロナウイルス感染症についてはデータの蓄積が乏しいためここに記載していません。

学校欠席者情報はこちら（外部サイトへリンク）

 

 新型コロナウイルス感染症の流行状況

定点当たり報告数が2.00でした（前週の値：2.43）。手洗いや咳エチケット等の基本的な感染対策を心がけましょう。

• 基幹定点医療機関における入院患者報告数については、COVID-19入院サーベイランスの状況をご確認ください。
• 最新のゲノムの分析情報に関しては、新型コロナウイルス（変異株）についてをご確認ください。
• 基本的な感染対策については、こちらをご確認ください。

 インフルエンザの流行状況

定点当たり報告数が24.13であり、前週の値（32.19）から減少していますが、県東以外の地区で警報レベルが続いていますのでまだまだ注意が必要です。年齢階級別では19歳以下の若年層が7割以上を占めています。
年末年始は帰省等で普段会わない人との接触機会が増えるため感染リスクが高まります。手洗いや咳エチケット、こまめな換気など基本的な感染対策を心がけましょう。

• 近県及び県内保健所管内別の情報は、2025-2026シーズンの状況をご確認ください。
• 基幹定点医療機関における入院患者報告数については、インフルエンザ入院サーベイランスの状況をご確認ください。
• 基本的な感染対策については、こちらをご確認ください。
• 感染予防対策のより一層の周知を図るため、インフルエンザ予防啓発チラシ（PDF：1,880KB）を作成しましたので、職場で掲示するなどご活用ください。

感染症情報（週報データなど）

＜参考＞
各保健所の管轄区域については、こちら（感染症の相談・問い合わせ先一覧）をご参照ください。

 

 

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