壬生町で「第2回スマート農業研修会（技術向上編）」を開催しました

壬生町下稲葉地区では、平成29（2017）年度から県営農地整備事業（経営体育成型）に着手しました。令和元(2019)年度までに、受益面積約200ヘクタールのうち、約80ヘクタールの工事が完了済みです。当地区では、農作業効率の向上を図るための農地の大規模化・汎用化と合わせ、最先端のICT技術を活用したスマート農業の導入を積極的に推進しています。

令和2(2020)年7月2日、3日に開催した「第1回スマート農業研修会」に引き続き、令和2(2020)年10月19日に「第2回スマート農業研修会（技術向上編）」を開催しました。
※「第1回スマート農業研修会」の詳細

今回の研修では、地域の担い手（7名）が参加し、インストラクターの指導の下、自動操舵システムの操作技術の向上を図りました。内容は以下の通りです。

(1)トラクタ間の自動操舵システムの載せ替え（ハンドル、モニター、GNSSアンテナ、通信機材）

(2)GNSS基地局の据付け及び設定（位置情報の取得）

(3)自動操舵システムのキャリブレーション（自動操舵システム載せ替え後の初期設定）

(4)GNSS基地局からの電波受信範囲の確認(本研修では基地局から距離約1kmでシステムの可動確認)

(5)トラクタの自動操舵走行の実習

〈研修会の様子（2020年10月19日）〉

モーター載せ替え