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更新日:2017年3月1日

いちごの消費ランキング

消費ランキング 

家計調査による都道府県庁所在地別いちご消費ランキングで、栃木県の県庁所在地の宇都宮市はいちごの購入数量と支出金額ともに全国1位で、新鮮ないちごを身近に消費していることがうかがえます。  

 いちごの世帯あたり年間購入数量

図1いちごの世帯あたり年間購入数量

(家計調査 都道府県庁所在地別ランキング(平成25から27年の平均)) 

いちごの世帯あたり年間支出金額

 図2いちごの世帯あたり年間支出金額

(家計調査 都道府県庁所在市別ランキング(平成25から27年の平均))

 収穫量と支出金額の関係

支出金額は都道府県庁所在地でのデータであるのに対して、収穫量の順位は都道府県ごとのデータなので、単純には比較できませんが、県庁所在地がその都道府県の消費傾向の代表的な都市であると仮定し、比較を試みてみました。

いちごの産地と支出金額の関係をみると、収穫量の多い東日本の県は支出金額も多い傾向があるのに対し、九州産地の支出金額は少ない傾向にあります。

参考までにみかんの収穫量と支出金額を比較してみると、やはり九州産地は支出金額が少ない傾向にありました。 

表1いちごの収穫量と支出金額の関係

 いちごの収穫量と支出金額の関係

 

 

表2みかんの収穫量と支出金額の関係

 

 みかんの収穫量と支出金額の関係

贈答用いちごの利用の推定

 栃木県の県庁所在地である宇都宮市がいちごの購入数量、支出金額ともに全国一であることは前出のとおりですが、贈答用にどの程度利用されているのか推定を試みてみました。

家計調査の中では、交際費という項目がありますが、内訳で生鮮果物の支出金額を知ることはできません。そこで、「品目分類」と「用途分類」の差額から果物における贈答用支出を明らかにします。

「用途分類」とは世帯で購入した商品をその世帯で使うか他の世帯に送るかという使用目的によって分類する方法であり、「品目分類」とは用途にかかわらず同じ商品は同じ項目に分類する方法である。「用途分類」は果物の品目別金額はわからず、「生鮮果物」の合計の表示となってしまいます。

グラフは果物の品目別に自宅用と贈答用に購入した一人あたりの支出金額をさし、交際費割合は生鮮果物の支出の内、自宅用以外で使用した割合をさします。

参考文献 東北農業経済研究第28巻第2号「贈答用果物の家計支出」磯島昭代

栃木県における果物支出金額と交際費割合 

 

図3栃木県における果物支出金額と交際費割合

 栃木県は8月と12月の2回、交際費割合のピークがあります。8月は梨の支出金額のピークと一致するため、梨を贈答用に使用している可能性が高いです。12月はみかんといちごの両方の支出金額が増加しているので、どちらを贈答用に多く利用しているかは、判断できません。 これを機会に、年末年始や、知人宅を訪れる時などに栃木県のおいしいいちごを贈ってみてはいかがでしょうか?

 

 参考までに他県の状況をみてみます。

いちごの生産量が全国2位の福岡県です。交際費の割合は9月に増加するものの、いちごの生産量が増加してくる12月には交際費割合は増加していません。9月には梨の支出金額が増加しているので、贈答用に利用している可能性が考えられます。

福岡県における果物支出金額と交際費割合

図4福岡県における果物支出金額と交際費割合

おとなりの茨城県をみてみると、交際費割合は5月から9月まで高い傾向にあります。この時期にメロン、梨の支出金額が増加していることから、贈答用に利用している可能性が考えられます。

茨城県における果物支出金額と交際費割合

 

図5茨城県における果物支出金額と交際費割合

(2017年2月)

 

 

 

 

 

お問い合わせ

農業試験場いちご研究所

〒328-0007 栃木市大塚町2920

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ファックス番号:0282-27-8462

Email:nogyo-s-ichigo@pref.tochigi.lg.jp

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