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更新日:2023年3月13日

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クビアカツヤカミキリ被害等について

 

クビアカツヤカミキリについては、自然環境課のページにも掲載されています。

クビアカツヤカミキリとは

 kubiaka-irasutoクビアカツヤカミキリは、サクラやモモ、ウメなどバラ科を中心とした多種の樹木を加害することで知られる外来種です。

 クビアカツヤカミキリの幼虫が樹木の内部に侵入すると、1~3年かけて樹木の内側を食い荒らします。その結果、樹木は弱り、やがては枯れてしまいます。落枝や倒木等の人的被害が発生するおそれがあるだけでなく、農作物や生態系に被害が拡大するおそれもあります。

 栃木県内では、平成29年に足利市にて初めて被害が確認され、令和4年12月現在、9市町に被害が拡大しています。

原産地

 中国、台湾、朝鮮半島、ベトナム北部など

特徴

kubiakatuyakamikiri 成虫の体長は2.5cm~4cmです。ツヤツヤした黒い体をしており、赤い胸部(首)が特徴です。

 幼虫は樹木内部を食害する際(3月~9月頃)に、大量のフラス(木くずと糞の混ざったもの)を樹木の外に排出します。

 詳しくはクビアカツヤカミキリ防除対策マニュアル(PDF:7,762KB)を御参照ください。

被害をうける樹種

 kubiaka2クビアカツヤカミキリはどんな樹木にも寄生するというわけではありません。

 樹木からフラスが出ていても、クビアカツヤカミキリ以外の昆虫による食害の可能性もあります。

 樹木の種類が何であるかを確認することも、クビアカツヤカミキリの被害であるかを判断する1つの目安となります。

              クビアカツヤカミキリによる被害(フラス)の様子→

・クビアカツヤカミキリの疑いが高い樹種

 サクラ、モモ、スモモ、ウメ、ハナモモ、プルーン、アンズ、さくらんぼ(おうとう)

  →フラスが出ていたら、管轄の環境森林事務所まで御連絡ください。

・クビアカツヤカミキリ以外の昆虫の疑いが高い樹種

 イチジク、ぶどう、かき、キウイフルーツ、くり、ブルーベリー、ゆず、ばら、つつじ、かえで

  →フラスが出ていたら、ホームセンターや造園業者に相談しましょう。

管内の被害状況

 矢板森林管理事務所管内では、令和4年8月にさくら市にて初めて被害が確認されました。

 被害を受けたのはさくら市内の住宅地のスモモ1本です。被害確認後、クビアカツヤカミキリ防除方針に基づき、半径2km以内のサクラ、ウメの被害調査を行いました。調査の結果、被害木から半径2km以内のサクラ405本、ウメ1本に被害は確認できませんでした。

 その他県内の被害状況については、自然環境課のページを御確認ください。

クビアカツヤカミキリかも?と思ったら

 発見場所を管轄する環境森林事務所または自然環境課までお問合せください。

発見場所 所管事務所名 所在地・電話番号
鹿沼市、日光市 県西環境森林事務所
環境企画課
日光市瀬川51-9
電話:0288-21-1180
宇都宮市、真岡市、上三川町、益子町、
茂木町、市貝町、芳賀町
県東環境森林事務所
環境企画課
真岡市荒町116-1
電話:0285-81-9001
大田原市、那須塩原市、那須烏山市、
那須町、那珂川町
県北環境森林事務所
環境企画課
大田原市本町2-2828-4
電話:0287-23-6363
足利市、栃木市、佐野市、小山市、
下野市、壬生町、野木町
県南環境森林事務所
環境企画課
佐野市堀米町607
電話:0283-23-1441
矢板市、さくら市、塩谷町、高根沢町 矢板森林管理事務所
管理課
矢板市鹿島町20-22
電話:0287-43-0427
 

自然環境課

宇都宮市塙田1-1-20
電話:028-623-3207
 

お問い合わせ

矢板森林管理事務所

〒329-2163 矢板市鹿島町20-22 塩谷庁舎

電話番号:0287-43-0427

ファックス番号:0287-43-0850

Email:yaita-skj@pref.tochigi.lg.jp