重要なお知らせ
更新日:2025年9月2日
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9月2日、筆を使わない墨絵師「指墨画家」の荒川 颼(あらかわ しゅう)さん、「武楽」創始家元の源 光士郎(みなもと こうしろう)さんが「とちぎ未来大使」に就任しました。
荒川さんは、佐野市出身の墨絵師で、自然との共存・共栄をコンセプトに掲げ、龍、馬、鳳凰などを躍動感溢れる壮大なスケールで描いています。中国古来の指墨(しぼく)を独自の墨アートで現代に伝承する唯一無二の墨絵師として、国内外で数々の賞を受賞しており、個展の開催やメディア出演のほか、ワークショップやライブパフォーマンスを通して、墨絵の魅力を世界に発信しています。
源さんは、那須塩原市出身で、武楽の創始家元として、国内外で活躍しています。武楽とは、「武の美」を表現した武道芸術で、武士のたしなみとされてきた能や茶道の諸要素に音楽や華道、光の演出などを加えた、ダイナミックでスタイリッシュな総合芸術表現です。武楽の披露やワークショップ、県観光交流課制作外国人向け観光PR動画を通じ、相手を尊重する武道の精神、侍の美意識を世界に発信しています。
お二人は大阪・関西万博における栃木県展示ブースでパフォーマンスを披露し、国内外に向けて、とちぎの魅力を発信してくださいました。
歓談の場では、大阪・関西万博栃木県展示ブースについて話が弾みました。
荒川さんは「とちぎ未来大使になる前から栃木県が大好きで、とちぎの魅力を未来に残していくのが我々の使命だと思っている。これからは日本だけでなく、世界を相手にして『世界のとちぎ』ということをアピールしていきたい。」、源さんは「食や観光地などのとちぎの魅力を海外公演などを通して世界に発信していきたい。」と、意気込みを語りました。
福田知事は、「とちぎの文化の発信についても、お二人に力を貸していただくよう、お願いします。お二人のこれからの活躍を期待しています。」と期待の声をかけました。