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ホーム > 健康・保健衛生 > 感染症 > 新型コロナウイルス感染症に関する情報 > 感染拡大の抑制及び医療提供体制の拡充に関する知事メッセージ(1月29日)
更新日:2021年1月29日
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本日は、今後の感染拡大を抑制するための取組や、医療提供体制の拡充について協議するため、第45回栃木県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。
緊急事態措置を実施してから、本日で16日目となりましたが、人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は、緊急事態宣言の対象区域への追加が決定された1月13日時点で約44人だったものが、1週間前の時点で約25人、昨日(1/28)時点で約12人と、減少してきています。
その一方で、病床の稼働率や重症病床の稼働率は高いレベルのままであり、医療提供体制への負荷は継続しており、引き続き新規感染者を減らしていく必要があります。
このため、今後の感染拡大防止に向け次の取組を行って参ります。
一つ目として、会話する=マスクする(カイワスル ハ マスクスル)運動を県民運動として展開します。
二つ目として、高齢者施設等における職員の積極的検査を実施します。外部からの持ち込みを早期に察知する観点から、希望する施設(高齢者入所施設、障害者入所施設、精神科病院)の職員を対象に検査を実施することとし、施設におけるクラスターの発生・拡大の防止を図ります。
医療提供体制について、必要な病床を確保するため、様々な機会を捉えて協力の依頼を行ってきた結果、これまでの337床に加えて、さらに40床の御協力をいただけることとなり、2月1日から確保病床が377床となります。
また、宿泊療養施設について、県北地区の施設が2月4日、県央地区で2ヶ所目の施設が2月上旬を目途に、それぞれ入所者の受入れを開始する予定であり、確保室数は全体で638室となります。
これにより、医療機関と宿泊療養施設を合わせて約1,000人分の入院・療養環境が整うことになりますので、現在、自宅で待機する方々について、できる限りの入院、入所を進めて参りたいと思います。
昨年5月から開始しました「医療従事者応援寄付金」につきましては、今日までに2億4千万円を超える寄付をいただいており、昨年9月に第1回目をお配りし、現在、第2回目の配分に向け、準備を進めております。御協力をいただきました県民や事業者の皆様に深く感謝を申し上げます。
最後になりますが、緊急事態宣言の終期(2月7日)まで、あと9日となりました。
栃木県にとって今が正念場です。県民・事業者の皆様の御協力をよろしくお願いします。
栃木県新型コロナウイルス感染症対策本部長
栃木県知事 福田富一
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