重要なお知らせ
更新日:2025年11月5日
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1 目的
毎年のように発生する有毒植物による食中毒事例を知り、食中毒を予防する。
また、施設見学等を通して、栃木県における保健・環境分野の試験研究機関である当センターの位置づけや業務内容について理解を深めてもらう。
2 日時 令和7(2025)年10月9日 13時25分~15時00分
3 会場 栃木県保健環境センター
4 対象 那須塩原市厚崎公民館高齢者学級ときわ学級生26名 公民館職員3名
5 講座の内容
(1) キノコについて知ろう!
食用キノコと似ている毒キノコがあることを知り、間違いなく食用だと判断できないキノコは、「採らない、食べない、売らない、人にあげない」ことが重要で、毒キノコの見分け方の「言い伝え」が正しいとは限らないことを学んでもらった。

左「クサウラベニタケ」(毒キノコ)の模型
右「ウラベニホテイシメジ」(無毒)の模型
(2) ジャガイモによる食中毒
有毒植物による食中毒の患者数が多いジャガイモの毒について知り、有毒成分を含む「芽」はしっかり取り除き、同様に有毒成分を含む「緑皮」(緑色に変色した皮)は厚くむいて除く必要があることを学んでもらった。
(3) 野菜と似ている有毒植物
春先にスイセンの食中毒が発生することを知り、特に間違いやすいスイセンとニラの葉、また、スイセン、ノビル、タマネギの球根を比較し、とても似ているため、混植してはいけないことを学んでもらった。
(4) 施設見学
見学・業務紹介を通して、行政における当センターの役割について理解を深めてもらった。
6 講師
食品薬品部職員
7 参加者の感想(抜粋)
・ジャガイモの緑皮に毒があることを初めて知りました。これからは気をつけたいと思いました。
・自分だけでなく、本日受講した事を家族・知人に広め、食中毒にならない様気をつけたいです。
・私たちの生活に役立つ業務をしてくださっていたことを知りました。

講話の様子

施設見学の様子