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更新日:2025年8月28日

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夏休み科学講座~気候変動による影響と適応を考えよう~(とちぎ子どもの未来創造大学)

1    目的

    気候変動が暮らしに影響していることを、気象観測データや実験により学ぶ。
    命や暮らしを守るために、気候変動に適応することが重要であることに気づき、私たちができる適応策を考える。

2    日時   令和7(2025)年7月30日   13時30分~15時30分(第1回)
                令和7(2025)年8月 1日    13時30分~15時30分(第2回)

3    会場   栃木県保健環境センター

4    対象   栃木県内小学生(5年生、6年生)5名(第1回)
                栃木県内小学生(5年生、6年生)5名(第2回)

5    講座の内容

(1) 昔と今の気候の変化を考える

    現在自分たちが感じる気候に関するアンケートについて、事前に回答してきてもらうとともに、家族(父母・祖父母)が小学生の頃に感じていたことについて、事前に聞き取りをしてもらい、各回答結果を集計した。
    また、世代間の違いや変化について考察してもらった。
   (今の小学生:N=10、父母:N=10、祖父母:N=6)

桜がさく(開花)時期の比較のグラフ      
図1    桜がさく(開花)時期の比較 

猛暑日の頻度の比較のグラフ
      図2    猛暑日の頻度の比較

しも柱を踏んだ頻度の比較のグラフ
   図3    しも柱を踏んだ頻度の比較

アンケートのまとめ作業の様子
          アンケートのまとめ作業

(2)  サーモグラフィを使い「暑さ対策」を考える

・ 日傘の効果を確かめる実験

    ヘルメット(頭)に照明(太陽の代わり)を当て、日傘の有無による温度変化を観察してもらった。

higasa
                    日傘の実験

・ 効果的な発汗を確かめる実験

    乾いた腕を霧吹きでぬらし(汗をかいた状態を再現)、さらに風を当てるなどして温度変化を体感してもらった。

汗の実験の様子
                      汗の実験

(3)  自分ができる「災害への備え」を考える

・ 雨の降り方の違いを見る模型実験

    気候変動により大きな雲ができ、強い雨が増えていることを学び、小さい雲と大きい雲の雨の降り方を模した太さの違う「ししおどし」で、雨の回数や一度に降る雨の量の差を体感してもらった。

模型実験の様子
模型実験(左は小さい雲、右は大きい雲)

6    講師

企画情報部職員

7    参加者の感想(抜粋)

・今、地球がすごいことになっていることが分かった。特に、未来の天気がヤバいと思った。本当にそうならないように色々対さくをしたい。大人とはなし合って対さくを考えたい。

・熱中症に備えて、こまめな水分ほ給を心がけたいです。熱中症には、しつ度が関係していることがわかった。

・タイムラインを作ろう!

・災害などに備える(持ち出しぶくろの準備)

お問い合わせ

保健環境センター

〒329-1196 宇都宮市下岡本町2145-13

電話番号:028-673-9070

ファックス番号:028-673-9071

Email:kenkou-kc@pref.tochigi.lg.jp

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