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更新日:2020年12月24日

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「栃木県医療危機警報」の発出に関する知事メッセージ(12月23日)

 全国の新規感染者数は、一度高止まりした後に、直近で増加に転じており、過去最多の水準で推移しています。本県においても、最近の状況は新規感染者数や医療提供に関する各指標が過去最高水準になっており、医療機関への負荷は待ったなしの状態であることから、本日対策本部会議を開催しました。

 警戒度レベルについて、複数のクラスター発生や、継続的な新規感染者の確認、新規感染者からの感染の広がりなどにより、新規感染者数の指標が特定警戒レベルにあるものの、医療提供に関する指標は感染厳重注意レベルにあることから、全体の警戒度レベルは「感染厳重注意」を維持することとしました。

 警戒度レベル「感染厳重注意」における対応は、感染拡大の特徴に大きな変化が見られないことから、令和3年1月31日まで現在のものを継続します。

 しかし、このまま新規感染者が増え続けると、一般医療にも一定の制限が行われるおそれがあることから、今回新たに「栃木県医療危機警報」を発出しました。

 県では、医療危機を回避するため、医療機関の協力により確保病床の拡充を図るとともに、宿泊療養施設の受入体制を強化します。具体的には、宿泊療養施設への直接入所の対象を軽症者まで拡大しました。また、県南地区に宿泊療養施設を新たに開設します。

 県民及び事業者の皆様に、改めて感染防止対策の徹底と年末年始の過ごし方に関するお願いです。

 まずは、県民の皆様にお願いです。「栃木県医療危機警報」の対象期間である令和2年12月24日から令和3年1月11日までは、県内・県外を問わず、不要不急の外出はできるだけ控えてください。また、年末年始の帰省については慎重に検討し、対応をお願いします。

 初詣は混雑する時期を避け、成人式については、体調が悪い人は参加しない、密集しない、式典の前後には飲食を控えるといった感染防止対策を徹底してください。

 次に事業者の皆様にお願いです。クラスター発生防止に向けた再点検、従業員の休暇取得の促進、忘年会・新年会の開催は慎重にすることをお願いします。

 Go To Eat事業への対応については、令和2年12月28日から令和3年1月11日までの間、食事券の新規発行を一時停止します。また、既に発行された食事券やオンライン飲食予約サイトで付与されたポイントの利用についても、同期間、利用の自粛をお願いします。同様に、県が発行している「とちぎ応援プレミアムチケット」についても、同期間、飲食店での利用自粛をお願いします。

 最後に、年末年始における発熱等があった場合の受診方法については、まず、かかりつけ医等最寄りの医療機関に電話相談をお願いします。しかしながら、年末年始は休診している医療機関も多く、かかりつけ医等に連絡できない場合は、受診・相談センターに御相談ください。受診・相談センターは、年末年始も24時間、相談対応や診療が受けられる医療機関の紹介等を行って参ります。

 私たちを、新型コロナウイルス感染症をはじめ、病気等から命を守ってくれているのは、医療機関、医療従事者の方々です。今、感染者の増加などによって、その医療機関や医療従事者が危機に瀕しています。医療機関、医療従事者を守ることができるのは、私たちです。私たちの行動が、医療を守ることにつながりますので、医療危機警報でお願いしたことを、是非実践して頂きますよう、お願いいたします。

栃木県新型コロナウイルス感染症対策本部長
栃木県知事 福田富一

 

お問い合わせ

感染症対策課 新興感染症体制整備担当

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎北別館3階

電話番号:028-623-2833

ファックス番号:028-623-3759

Email:kantai@pref.tochigi.lg.jp

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