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更新日:2020年7月30日

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伝染性紅斑

症状など

伝染性紅斑は、頬に出現する紅斑が特徴的な流行性発しん疾患です。

典型例では両頬がリンゴのように赤くなることから「りんご(ほっぺ)病」と呼ばれることもあります。

好発時期は、4歳から5歳を中心に幼児期から学童期とされています。

病原体は、ヒトパルボウイルスB19で、多くの非定型例や不顕性感染例があり、多彩な臨床症状があることでも知られています。

感染経路は飛沫感染や接触感染で、潜伏期間は10日から20日です。

頬に赤い発しんが現れ、続いて全身に広がります。

ウイルスの排泄量が最も多い時期は、発しんが現れる7日から10日前であり、発しんが現れる頃には感染力はほとんどありません。

伝染性紅斑は風しんの流行時期と重なることがあり、鑑別が困難な場合があります。

予防など

  • 特異的な治療法はなく、対症療法のみとなります。
  • 感染力が強い時期には特徴的な症状はなく、2次感染予防は難しいとされています。
  • 現在のところ、ワクチンはないので、特に妊婦などの感染症発症リスクを伴う方は、感染症流行期には人ごみを避けて、手洗いなどの予防対策を心がけてください。

出典・参考資料など

 

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参考:各保健所・健康福祉センター担当区域
宇都宮市保健所(宇都宮地区)    :宇都宮市
県西健康福祉センター(県西地区):鹿沼市、日光市
県東健康福祉センター(県東地区):真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町
県南健康福祉センター(県南地区):小山市、上三川町、下野市、野木町、栃木市、壬生町
県北健康福祉センター(県北地区):大田原市、那須町、那須塩原市、矢板市、塩谷町、さくら市、高根沢町、那須烏山市、那珂川町
安足健康福祉センター(安足地区):足利市、佐野市


お問い合わせ

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〒329-1196 宇都宮市下岡本町2145-13

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