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更新日:2020年7月30日

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マイコプラズマ肺炎

症状など

マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)という微生物(細菌)の感染により、肺炎の症状を呈する疾患です。

好発年齢は幼児期、学童期、青年期が中心となりますが、小児において比較的発生頻度の高い感染症の一つです。

2~3週間の潜伏期間を経たのち、頑固にしかも3~4週間にわたって続く乾性の咳、発熱、咽頭痛、頭痛、全身倦怠感などの症状がみられます。

時に、中耳炎、胸膜炎、心筋炎、髄膜炎などの合併症を併発します。 
 

予防対策など

マイコプラズマ肺炎は、咳やくしゃみなどで飛び散った細菌を吸い込んで感染する飛沫感染が主であることから、感染予防対策としては、次のことが推奨されます。

  1. ふだんから、うがいや手洗いを励行してください。外出から帰った後、特に、食事の前や乳幼児の世話の前後には、流水とせっけんを用いて、手洗いを十分に行ってください。
  2. 症状がある場合や流行時期において、混み合った場所ではマスクの着用を心がけてください。
  3. ふだんから、バランスのよい食事や十分な睡眠をとってください。
  4. 症状が出てきたら早めに医療機関を受診してください。
     

出典・参考資料など

栃木県結核・感染症サーベイランス委員会後記者公表資料「疾病の予防解説」(2011年10月)

国立感染症研究所IDWR 2011年第43週 注目すべき感染症(外部サイトへリンク)

 

 

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参考:各保健所・健康福祉センター担当区域
宇都宮市保健所(宇都宮地区)    :宇都宮市
県西健康福祉センター(県西地区):鹿沼市、日光市
県東健康福祉センター(県東地区):真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町
県南健康福祉センター(県南地区):小山市、上三川町、下野市、野木町、栃木市、壬生町
県北健康福祉センター(県北地区):大田原市、那須町、那須塩原市、矢板市、塩谷町、さくら市、高根沢町、那須烏山市、那珂川町
安足健康福祉センター(安足地区):足利市、佐野市


お問い合わせ

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〒329-1196 宇都宮市下岡本町2145-13

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