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更新日:2025年8月3日

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とちぎ県民だより8月号〔栃木と戦争〕

栃木と戦争

本県も空襲などで甚大な被害を受けた戦争から80年。郷土の戦跡に目を向けてみませんか。

 

 

県内の主な軍用地

宇都宮市清原の「宇都宮陸軍飛行場」のほか、壬生町や大田原市など県内各地に飛行場が設けられました。また、宇都宮市には陸軍の第十四師団が配備され、現在、それらの跡地は学校や病院、工業団地などに活用されています。

 

上空から米軍が撮影した宇都宮陸軍飛行場の様子

出典:地図空中写真閲覧サービス(国土地理院)

清原工業団地の現在の様子(誘導路の跡)

 

 

第14師団とは

日露戦争後の軍備拡張を受けて増設された師団で、市民の熱心な誘致活動により宇都宮市に駐屯しました。シベリア出兵や満州事変などにも従軍し、強壮な「野州兵団」として名を知られました。


宇都宮市及第十四師団全図(明治42年/一部分):栃木県立博物館蔵

 

出征した兵士と疎開で来県した人々

県内からも45,085人(昭和41年10月時点。栃木県調査)が出征しました。また、都市部からは県内に疎開する人も多くいました。

 

当時の様子を伝える絵はがき「入営カラ除隊マデ」:栃木県立博物館蔵

 

県内に疎開し、戦後東京に戻った児童からの、GHQ 占領下の東京の様子を伝える手紙(抜粋・一部改稿):栃木県立文書館蔵

 

県立博物館、県立文書館では特集で紹介した資料を含む、戦争にまつわる展示を行っています。ぜひ足を運んでください。

8月31日(日曜日)まで

県立博物館特別企画展「とちぎ戦後80年~いま、おやと子で知る軍隊・戦争と栃木~」

明治時代初期の近代的な軍制の整備から戦後の復興期までを中心に、写真や日記、軍服、おもちゃなどから「軍隊」「戦争」の時代を生きた人々の様子を紹介

学芸員による展示解説

日時

8月17日(日曜日)14時~15時

定員

20名(予約不要)

観覧料

大人500円、大学・高校生250円 ※特別企画展観覧料含む、中学生以下無料

休館日

月曜日(8月11日を除く)、8月12日(火曜日)

 

令和8年6月まで

県立文書館常設展「文書でみる栃木の疎開」

都市部からの疎開先だった那須烏山市の安楽寺より寄贈された史料を中心に、疎開の様子を紹介(手紙や写真など)。

場所

県庁南館2階展示室

観覧料

無料

休館日

土曜日、日曜日、祝日、年末年始※月1回日曜日開館。詳しくは県HPでご確認ください

お問い合わせ

博物館

〒320-0865 宇都宮市睦町2-2

電話番号:028-634-1312

Email:hakubutsukan@pref.tochigi.lg.jp

文書館

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎南館2階

電話番号:028-623-3450

Email:monjyo@pref.tochigi.lg.jp

広報課 広報担当

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館3階

電話番号:028-623-2192

ファックス番号:028-623-2160

Email:kouhou@pref.tochigi.lg.jp

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