とちぎ県民だより3月号〔とちぎ未来大使にインタビュー〕

今回の語り手  楢﨑 智亜（ならさき ともあ）さん

   宇都宮市出身。幼い頃から器械体操に取り組み、小学4年生からスポーツクライミングを始める。世界選手権は2016年大会でボルダーを制し、2019年大会ではボルダーと、ボルダー・リード・スピードの3種の複合での2冠を達成。東京2020オリンピックでは4位に終わり、パリ2024オリンピックで金メダル獲得に再挑戦を誓う。

楢﨑さんにとって栃木県とは？

    豊かな自然に恵まれ過ごしやすい場所です。子どもの頃は自然の中で遊ぶことで身体能力を養うことができました。私にとってクライミングの原点であり、成長を遂げた場所です。ここで育まれた経験と成長には感謝しかありません。

今の栃木県について感じていること

   栃木県は食が非常にお薦めです。宇都宮餃子®や名産品のいちごにゆずなど、さまざまな味が楽しめます。ただ、地理的に「宇都宮」や「日光」などの特定のエリアがよく知られているため、県全体の魅力が少し控えめに感じられるかもしれません。だからこそ、私はクライミングを通じて自分の存在感を示し、県全体の魅力を広く発信したいと考えています。

これからの栃木県に期待すること

  栃木県が日本のクライミング界をリードする存在となることを強く望んでいます。そのためにも私自身がパリ2024オリンピックの舞台でメダルを獲得し、栃木県の子どもたちにクライミングを伝えることが大切だと感じています。クライミングが身近なスポーツとして定着し、子どもたちの健全な成長や挑戦心を育めるよう取り組んでいきたいと思います！

 

 

 

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